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それ
澄水
指折って短歌を詠めばそれだけで心の刺も一つ抜けるか
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澄水
すあまラテ
怒っていい嫌われたってそれでいい どんなワタシも愛してみせる
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すあまラテ
恋子
ひと息をちょっとはずれて木下闇青田の風のそれおすそ分け
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恋子
恋子
雑草と言えばそれまで夏薊砕けた夢を労わるように
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恋子
主婦
働いて喰わせてやってるそれはそう作っているのは私だけれど
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主婦
主婦
分からない働いてるかいないのか給料はないそれだけ確か
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主婦
路地裏のくじら
鰭ひかる それ追う瞳が煌めいて みてみたい君がみている世界
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路地裏のくじら
恋子
たとえれば君は野の花夢見草恋した吾はそれ夢幻草
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恋子
茶々丸
始皇帝豪華な墓に眠るなりかえってそれがぼっち感増す
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茶々丸
主婦
片付けた数分後にはそれ以上散らかる部屋で正気を保つ
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主婦
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