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出
桑田諦命
待ち惚け 整え待ちし 我が心 まだ機が熟さぬか 君との出会い
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桑田諦命
桑田諦命
死ぬ時は 健康も無く 金も要らず 想い出という 宝物さえあれば
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桑田諦命
桑田諦命
生傷よ 癒えよ癒えよと 弄くって 悪化させる 夏の思い出
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桑田諦命
風
目が合えば逸らす事など出来なくてただ馬鹿になり月を見上げる
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風
うたちゃん
夕暮れに帰宅途中の車には 今日の楽しい思い出乗せて
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うたちゃん
パパ猫
この皮膚は私を入れる甕である よき香よき味いつか出せるか
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パパ猫
恋子
白妙の衣虫干し出待ちする丑三つ時の恋も恨めし
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恋子
澄水
満月はどっちに出てる落ち掛かる月子と二人眺める夜明け
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澄水
風
ネクタイの首輪外して旅に出る見上げればある月と一緒に
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風
カンナ
幽玄な月の灯が映し出す心の影絵独り眺める
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カンナ
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