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夕暮
パパ猫
名を書いた札の縫い付けままならず途方にくれる部屋に夕暮れ
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パパ猫
主婦
夕暮れの街のチャイムが鳴る頃に外へ駆け出す夏休みの児
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主婦
平見翠玉
秋は夕暮れ夕日に染まる茜色の空は私の心の色
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平見翠玉
パパ猫
夕暮れにクスノキの葉のシルエット藤城清治の影絵のようだ
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パパ猫
御影
夕暮れの坂道 ほとんど目を閉じて 太陽にひたすら殴られている
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御影
ふゆねこ
盆過ぎて一人佇む夕暮れにチリンと一つ風鈴のなる
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ふゆねこ
平見翠玉
夕暮れに何を騒ぐか鴉達巣へ帰るか八咫烏を探す
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平見翠玉
パパ猫
夕暮れにゴキブリ殺生した僕を閻魔大王カウントしたか
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パパ猫
うしめ
ひぐらしの輪唱始む夕暮れに縁側で飲む今日の贅沢
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うしめ
澄水
アランフェス協奏曲をカーステで此処は丹後の夕暮れとなる
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澄水
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