澄水

一日を無為に過ごせば鴉啼く山鳩も啼く啼かれてばかり

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めるへん

御朱印の流行りと聞きて亡き妻の帖を開けば昭和の日付

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恋子

おともだちそんな言葉で弄ぶ女の日記に朱書き恋ごっこ

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寒梅

あの日まで心に咲いてた勿忘は 地に足つけて歩み続ける

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うしめ

誕生日を忘れていてもにこやかな妻が怖い 茶漬けをすする

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澄水

「お早う」の挨拶をする今日も又何時も心に月子さん居る

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ケタクマの父

貴司くん万太郎さんありがとう まねしてみたらエコ愉しい日々

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とーすと

しとしと、ひとり聞く 夏の日の雨

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私の楽園

洗濯後 ポッケに残る ハンカチマスク 今日も発生 ポケモコ事件

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算盤

ある日のこと 思い出すのは 覚めた夢 追い続けるのは まだ醒めぬ夢

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