澄水

お彼岸の穏やかさあれこの世にも春の日差しに包まれながら

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澄水

何時の日か彼岸へ渡る極楽へ南無阿弥陀仏弥陀の大舟

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きままなたまご

在りし日のゆうやけこやけ帰りみち母にねだった一本のつくね

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北野一星

吹雪く日も常とかわらず駐車場空きなくなりぬパチンコ店は

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ポーチュラカ

還暦を明日に控えるワタクシは 本日全てが50代最後

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気がつけば昼まで寝てたまあ良いかせっかく今日は休みなんだし

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中原鼠栞

日永来て帷浅縹に染む、コーヒーいかが?じゃあいただくよ。

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中原鼠栞

凪の街あの寂しげな紙工場、今日は快晴、冬との別れ 

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澄水

儚さは消え入るように美しく二十九日の月と居る朝

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恋子

明日なんぞ読めぬが黄泉か三途川せめての今日は恋の櫓を漕ぐ

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