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春，桜，心，想ひ

今はまだ　心に忍ばす　我が想ひ　桜が如き　儚さはなし

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投票の多い作品

13

題『こそ』

「いい歌ね」と言われ何ともこそばゆい　　　　エアコンの風うなじを撫でる

12

題『広』

腕広げ飛び込む我が子受け止めて空へと放り投げたはいつか

12

題『地』

地下街の昔馴染みのジャズ喫茶心も揺れる追憶の音

12

題『一』

本屋さん絶滅危惧になりそうで週に一冊微力を尽くす

11

題『広』

広々と短歌の海を詠み人は言の葉の風紡いで航る

11

題『広』

手を広げ冷たい雨に濡れるとき目の中に降るあの日の記憶

11

題『選』

選択の余地無くレールに縛られて電車がキイキイ泣きながら行く

11

題『今年を振り返って』

良くもなく悪くもないのが一番と手酌の酒に梵鐘の音

11

題『大』

窓拭きの手を止めさせる青い空ぐっと大きく伸びをしてみる

10

題『広』

広がりをみせる噂に尾びれつく　呼吸をしたくて群から離れ

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