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流転。

夏の恋秋に悲恋の流し歌二晩三晩の弔い踊り

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投票の多い作品

14

題『軽』

軽やかに木漏れ日踊る春の午後　光と風の子等が戯れ

13

題『軽』

軽トラの荷台に僕と西瓜乗せ父さん走る夏の農道

13

題『君』

夕暮れが君の姿を飲み込んで何も言えずにヒグラシが鳴く

13

題『苺・いちご』

ことことと苺のジャムを煮つめつつページをめくる『アンの青春』

13

題『苺・いちご』

夏祭り触れあう肩といちご飴あれから二年ゆれる陽炎

12

題『ここ』

何もかも捨ててここから逃げたいと思う日がある夕暮れの雨

12

題『傘』

来ぬ人を待つ右の手に傘ひとつ開かれぬまま降る雨を見る

12

題『自由詠』

病室の窓から家が見えるのよ指さす君の腕は細くて

12

題『万』

万葉の道を尋ねて幾千の出会いと別れ縁(えにし)の風に

12

題『飲』

あの月がこの悲しみを飲みほせば街の灯りも違う気がして

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