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独り
仮名
割り切れぬ思い抱えて独り立つ素数の如き君の後ろ背
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仮名
胎児
雨上がり自分の背中を独り見る政府は配るが一体何を
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胎児
めるへん
三人の子らはそれぞれ道を行く我は独りで最終コーナー
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めるへん
カンナ
幽玄な月の灯が映し出す心の影絵独り眺める
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カンナ
風
だだ独り風に流れて星を見るいつしか浮かんだ月も1つで
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風
桑田諦命
詰まらない 独りぼっちが 掻き立てる コミュニティーに 積極参加
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桑田諦命
桑田諦命
寂しい 独りぼっちも 煩わしい 人間関係 からの解放
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桑田諦命
平見翠玉
川原で独り泣く君川が見ていた葦が見ていた風が見ていた
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平見翠玉
平見翠玉
君と歩いたこの道を今は独りで歩いてく懐かし風景
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平見翠玉
恋子
釣り糸を垂れてうたた寝老い独り浮浪雲ありカモメも一羽
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恋子
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