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珈琲、ミルク

必要な時だけいれる珈琲のミルクのような君の存在

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投票の多い作品

12

題『また』

年賀状「また会おうね」と書くけれど「また」がいつかは書けない二人

11

題『詩』

外からの空気にひげをひくつかせ詩人の顔して目をつむる猫

11

題『自由詠』

病床の窓から見える青い海生きていたいと初めて思う

11

題『また』

またいつか会えると信じ野の花は咲いているんだ二人のために

10

題『本』

本棚に賢治と太宰写真立て微笑む人と壊れた時計

10

題『詩』

夕暮れに別れの詩（うた）を詠むようにあなたと繋いだ手をほどいてゆく

10

題『自由詠』

一粒の雨より小さな悲しみが貴女の頬に夕暮れを呼ぶ

10

題『円』

お手紙が羽ばたきそうだ新しい百十円の切手を貼れば

10

題『秋（テーマ詠）』

秋の空　忘れられない名が浮かぶ　元カノでもない友達でもない

10

題『抱』

忘れじの路を歩けば風が哭く月を抱いて君想う夜

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