目

海紀亜

好きだけど これは恋なんかじゃないの　「恋は盲目」が命題なら

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海紀亜
屁の河童

幸せは階段昇る目の上にミニスカートの裾がある時

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屁の河童
屁の河童

「フィクションよ」と妻は笑うが何度目だ！夫を悼む短歌入選

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屁の河童
屁の河童

うちの子のお受験落第慰める受かったママ友目が笑ってる

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屁の河童
海紀亜

こんなこといけないのにね目からはなれてゆく水はみじかく光る

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海紀亜
音忘信

先生が力士の格好をしていたら僕も力士を目指しましたよ

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音忘信
飯塚隆二

目に見えぬ機能はすぐに失われ八つ目鰻は穴をほじくる

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飯塚隆二
塩本抄

苗床の役目を終えた教室の窓から春が吹き抜けてゆく

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塩本抄
みどり

家庭持つ友らを尻目に考えるいまだにどこにも属さない自分

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みどり
宮本なぐり

目を隠す見せたいものだけ見せるため見たいものだけ見ていたいから

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宮本なぐり
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