凪海

モクレンのつぼみを愛でる私の毛にも霜を凌ぐ的な、wikiにさあ

花の名を君に教える別れても思い出させるこれは呪いね

君はいるから私の拙い歌にもいるから孤独な夜には思い出してね

四方から春が話しかけてきてカメラ持ってくればよかった

今日だけは日沈んでほしくなかったどこへも行けないちょっとだけ死にたい

絆創膏持ち歩いてる貸すことを想定してて頼られたいこと

タバコ吸うしかできぬベランダで今「避難できます。」の表記は嘘で

寂しさに支配されない期待しない別れ際には振り返らない

受かっても落ちてもケーキ作っちゃる今あなたが生きやすい世であれ

お香も歌集もぬいぐるみもどれもだめだった深夜3時　パスタを茹でる

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