ふゆねこ

この道はあなたが歩く道だから僕は僕のみ歩いてゆくゆく

幸せはあなたがいてもいなくても僕は自分で作っていける

みかづきは欠けているよに見えるけど隠れているだけ私も同じ

乗り遅れ草葉の陰に白い花自分のペースで生きていこうかな

盆過ぎて一人佇む夕暮れにチリンと一つ風鈴のなる

砂浜に二人でしるす足跡も夕立降れば儚く消える。

蝉しぐれ小麦色した夏の恋ほんのり酸っぱいカルピスの味

暑き夜の隣の犬のやかましさ血管切れろ

君のこと嫌いじゃないけど今だけは離れて歩く熱帯の街

子育ての支援を語る政治家も子供を作らぬ自由を語らず

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