カンナ

カンナ

シンバルは存在感がないままにじっと佇み最後に鳴らす

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カンナ

交わされぬおやすみなさいを呟いて今日も私は夢で抱かれる

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カンナ

戦慄を喚び起こさせるアラームや鳴り止もうとも恐怖続いて

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カンナ

いつまでも心の姿そのままに映し取れずに今日も泣いてる

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カンナ

飲み終えたペットボトルの空容器かさ張っていて私のようで

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カンナ

すぐ死ぬと絶望好きな君アイス溶けちゃうからね一緒に食べよ

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カンナ

子供なら言い合えてたゴメンネを何故か今では言えなくなって

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カンナ

底辺は一番この世見渡せて真実近く声は遠くて

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カンナ

当たり前空気と混ざり紛れてる差別見つけて来れるでしょうか

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カンナ

きらきらと命纏って咲く花は季節覚えて目を覚ましてく

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