パパ猫

晩ごはん今日は何かな〜♪ 歌う子に計画見直し迫られている

朝露が昼には空に帰るよに私も此処を旅立つ日まで

父母を苦しめた祖父逝く夜に子どもの私は安堵に包まれ

幼き日酒乱の祖父からランナウェイ家族で車海まで走る

カササギの舞う宵闇にぽつぽつと逢瀬を待てぬ二人の涙

我立つは断崖絶壁足すくむされど吹き来る新たなる風

星空に人それぞれの願いあり祈る心のうつくしと思ふ

天の川りんりんと鳴る星祭り光のしずく地上に降らす

東京の夜空の星は寂しくて故郷の星見たくてたまらず

草花のようにちからを出し切って生きてもみたし燃え尽きるまで

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