パパ猫

パパ猫

目覚めてもちゃんと私が続いてる私とは何 朝に聞きたし

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パパ猫

誕生から君はずっと頑張って父の誇りだ夕陽をごらん

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パパ猫

たくさんの遺失物があるらしい昭和と平成つなぐ道端

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パパ猫

わたくしのすべてを賭けた言の葉がちゃんと届いた君の目が言う

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パパ猫

この言葉たしかに私のものだった投げた瞬間あなたのものに

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パパ猫

未完成の止まったパズルを胸のうち広げたままで朝を迎える

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パパ猫

昨日の黄昏時から半回転 地球は回り朝流れくる

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パパ猫

座るなら正面よりも斜め前 君の笑顔が眩しすぎるから

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パパ猫

鳴っているあらゆるものに音がある人には聞こえぬ夕暮れの音

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パパ猫

心なる沼にもぐりて探してた やっと見つけし泣いている子よ

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