光る君

パーラーで君はコーヒー僕はパフェ注文票見て逆に置かれる

人生を残り幾ばく共にして行き着くまでの片道切符

終生残り幾ばく共にして行き着くまでの片道切符

ちょっと似のナイチンゲール優しくするねと二の腕にブッスッ

歳なのかテレビ見てると寝てしまい床に入ると目が冴えてくる

雨宿り濡れた浴衣の裾に手を拭った君の足の白さよ

久しぶり！スマホの向こうの母の声何が有ったか愛くるしい

こいすちょう重きも軽きも恋は恋人それぞれに秘めたるものは

しのぶれど逢瀬を重ねたまゆらの去りゆく君がなお愛おしい

噴水に画いては消える春の日の淡く切ない虹の哀しさ

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