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きみだけはじごくにおちれますように さかさまの本を読む少年

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もう冬が近づく街で冷たさを孕んだ風に口づけされた

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共犯になってもいいよ深夜2時カップ焼きそば食べるみたいに

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毛糸玉がどんどん長い紐になる猫のしばしの遊び相手に

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死ぬまでに月が近場になり、そこで人のままならスーパー開く

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最終的な話のしない退屈な会議に君の落書きキモい

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吐く息の白さは君の言うとおり去年の冬にはひとりで言ってた

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