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榊咲汐

雷鳴の光轟く八月の

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投票の多い作品

14

題『軽』

軽やかに木漏れ日踊る春の午後　光と風の子等が戯れ

14

題『君』

夕暮れが君の姿を飲み込んで何も言えずにヒグラシが鳴く

13

題『軽』

軽トラの荷台に僕と西瓜乗せ父さん走る夏の農道

13

題『苺・いちご』

ことことと苺のジャムを煮つめつつページをめくる『アンの青春』

13

題『苺・いちご』

夏祭り触れあう肩といちご飴あれから二年ゆれる陽炎

12

題『自由詠』

手のひらで握りしめては零れ散る想いは風に夜空の星に

12

題『自由詠』

最終の列車の傍で揺れる夜　ベルが切り裂く影を二つに

12

題『でも』

誰にでも見えないものがあるものさ笑顔に隠れた本当の顔

12

題『自由詠』

何気ない言葉に人は救われてあなたの詩が誰かを救う

12

題『自由詠』

病室の窓から家が見えるのよ指さす君の腕は細くて

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