さようなら僕はそろそろうたた寝し まどろむ顔を微笑みにして
題『体の一部を読み込んで』 にて
友の影追いつつ走った坂道を今また佇む風寒し冬
題『坂』 にて
刻々と別れの時が近付いて永遠なんてないことを知る
題『時』 にて
方角は西が好きです少年の心が今も姫路にあるから
題『方』 にて
「まっすぐに目を見て言って」と言われたら白状します、ウソ発見器
題『発』 にて
なんとなく心が渇くこんな日はコーヒー1杯砂糖多めで
題『乾・渇』 にて
もう二度と帰らぬ日々がここにありアルバムってだから嫌いだ
題『帰・返』 にて
温泉は時間も金もないからとひとまずスーパー銭湯に行く
題『休み(テーマ詠)』 にて
春先の中央道の横走る一面の紅、桃の花咲く
題『くだものを読み込んで』 にて
これでもう終わりの時に心から素直になれた ふたり、木枯らし
題『もう』 にて
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