・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
方舟に乗せられなかったいきもののいのちが沈む深海の底
方角は定まらないけどわくわくを拾って歩こうどんぐりみたく
夜の空 遥か彼方に 光る星 誰かの涙 似ていたりして
おおぞらを方眼として放物線を描くベクトル 飛べインパルス
彼方より届いたはがきに見慣れた字 異国の切手思いを馳せる
疎ましい正方形の性格よ自在にならぬ我がことなれど
元来た道を引き返すことなく行方解らぬ我の道かな
あなた方こちらの方へおいでなさい 虹の端っこエスカレーター
世の中を上手く渡れる方法をどう教わっても身に付かぬ我
方向を決めて進むも行き止まり立ちくらみして壁に凭れて
家を背に斜め右向き空仰ぐこの方角に君の町あり
気を許し小声で交わす方言の鎧を捨てた居酒屋の客
好いとっとはにかみながら方言の君があの日の恋物語
騒ぐ恋目をやる方に君がいて砂の落ち切ってうたた寝の夢
爪伸びてツノも生えてきたんすけどアレ本当に漢方薬っすか
いつもより歩幅をちょっと狭くするこっちの方が会話が弾む
不来方のお城の堀で写生した水面輝き見惚れた過ぎし日
数学の方程式は超苦手だけど恋愛のならうまく解けるよ
捨て方を教えてあげると夜空では誰かの悩み掃くほうき星
認めたくないけど私ふらりふら 方向音痴、長い旅する
偶数の今年は鬼か眼を閉じて引き込まれゆく手の鳴る方へ
恵方巻海苔の茶漬けじゃならぬのか節分よりも節操の分別
この道は正解なのか怖くなる方位磁石の針がぐるぐる
方角は西が好きです少年の心が今も姫路にあるから
片方のくつしたどうも見つからず恋は大凶今日の運勢
一日の終わり方さえ良かったら今日が丸ごと良い日に変わる
方舟に乗せられなかったいきもののいのちが沈む深海の底
方角は定まらないけどわくわくを拾って歩こうどんぐりみたく
夜の空 遥か彼方に 光る星 誰かの涙 似ていたりして
おおぞらを方眼として放物線を描くベクトル 飛べインパルス
彼方より届いたはがきに見慣れた字 異国の切手思いを馳せる
疎ましい正方形の性格よ自在にならぬ我がことなれど
元来た道を引き返すことなく行方解らぬ我の道かな
あなた方こちらの方へおいでなさい 虹の端っこエスカレーター
世の中を上手く渡れる方法をどう教わっても身に付かぬ我
方向を決めて進むも行き止まり立ちくらみして壁に凭れて
家を背に斜め右向き空仰ぐこの方角に君の町あり
気を許し小声で交わす方言の鎧を捨てた居酒屋の客
好いとっとはにかみながら方言の君があの日の恋物語
騒ぐ恋目をやる方に君がいて砂の落ち切ってうたた寝の夢
爪伸びてツノも生えてきたんすけどアレ本当に漢方薬っすか
いつもより歩幅をちょっと狭くするこっちの方が会話が弾む
不来方のお城の堀で写生した水面輝き見惚れた過ぎし日
数学の方程式は超苦手だけど恋愛のならうまく解けるよ
捨て方を教えてあげると夜空では誰かの悩み掃くほうき星
認めたくないけど私ふらりふら 方向音痴、長い旅する
偶数の今年は鬼か眼を閉じて引き込まれゆく手の鳴る方へ
恵方巻海苔の茶漬けじゃならぬのか節分よりも節操の分別
この道は正解なのか怖くなる方位磁石の針がぐるぐる
方角は西が好きです少年の心が今も姫路にあるから
片方のくつしたどうも見つからず恋は大凶今日の運勢
一日の終わり方さえ良かったら今日が丸ごと良い日に変わる