・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
発送の準備完了しましたと遠くに住んでる家族に送る
知らぬ間に発生していた壁のしみ かたちがきみに似てて消せない
無情にも別れを告げる発車ベル 全てのものを置き去りにして
変わってるあの子はきっと発明家 思いもよらぬ素敵なことさ
あの日から頭重くてぼんやりしてるよ間違いないね恋の発熱
発見だ!コーラキャンディグミカルピス我が家の博士の爆弾ソーダ
耳にした発車の「ベル」はドラえもんタイムマシンで子供時代へ
月曜日近くの店で買っていた週刊少年ジャンプの発売日
立っている発表会での君達はみんな愛しいドキドキするね
お終いと発車の知らせがとどめさす心のすきまに安どの風が
教科書の発音記号なでる夜先の読めない日が取り囲む
もう君がいないベッドから立てなくて どれだけ経ってもここを発てない
本日の作品発表いたします、見上げた空の美術館にて
リモコンを捜して汚部屋掘り起こしアベノマスクを今さら発掘
発着の案内表示がパタパタと回ってた音旅に誘し
発酵が進んでもはやわからない大人どうしのくちづけの味
土の中地上の世界を夢見つつ発芽するときを待っている種
シグナルとシグナレスは出発をガタンコガタンコ私に告げる
「まっすぐに目を見て言って」と言われたら白状します、ウソ発見器
乳に種入れて暖めいい子すると発酵乳とろりとお手をする
オカリナ教室の発表会へ練習の友我は奏でず
入学は一人で歩く道に立ち 深呼吸して出発すること
種まきて水やりすれば発芽する幾つになってもそれは感動
友二人吾の発案に賛同し 短歌の会が始まる立春
発表会ドレスの孫の落ち着きを 動画静かに捕らえておりぬ
都会行き列車の発車のアナウンス 次の停車は「希望駅」です
発言を禁じられてるわけじゃない 話すと起きる笑いが怖い
君発す言の葉耳朶に触れる時 ゆたりゆらりと調べに揺られ
思い出が揮発して残る結晶を愛でる初めてキスしたこととか
夕轟きにひと花心ついふらり発句を君にあたら夜などと
全ては僕らの都合です。発芽したキミ、仲間は摘み取る。
ほんとうの君をいまだに探してる考古学者の遠い発掘
発送の準備完了しましたと遠くに住んでる家族に送る
知らぬ間に発生していた壁のしみ かたちがきみに似てて消せない
無情にも別れを告げる発車ベル 全てのものを置き去りにして
変わってるあの子はきっと発明家 思いもよらぬ素敵なことさ
あの日から頭重くてぼんやりしてるよ間違いないね恋の発熱
発見だ!コーラキャンディグミカルピス我が家の博士の爆弾ソーダ
耳にした発車の「ベル」はドラえもんタイムマシンで子供時代へ
月曜日近くの店で買っていた週刊少年ジャンプの発売日
立っている発表会での君達はみんな愛しいドキドキするね
お終いと発車の知らせがとどめさす心のすきまに安どの風が
教科書の発音記号なでる夜先の読めない日が取り囲む
もう君がいないベッドから立てなくて
どれだけ経ってもここを発てない
本日の作品発表いたします、見上げた空の美術館にて
リモコンを捜して汚部屋掘り起こしアベノマスクを今さら発掘
発着の案内表示がパタパタと回ってた音旅に誘し
発酵が進んでもはやわからない大人どうしのくちづけの味
土の中地上の世界を夢見つつ発芽するときを待っている種
シグナルとシグナレスは出発をガタンコガタンコ私に告げる
「まっすぐに目を見て言って」と言われたら白状します、ウソ発見器
乳に種入れて暖めいい子すると発酵乳とろりとお手をする
オカリナ教室の発表会へ練習の友我は奏でず
入学は一人で歩く道に立ち 深呼吸して出発すること
種まきて水やりすれば発芽する幾つになってもそれは感動
友二人吾の発案に賛同し 短歌の会が始まる立春
発表会ドレスの孫の落ち着きを 動画静かに捕らえておりぬ
都会行き列車の発車のアナウンス 次の停車は「希望駅」です
発言を禁じられてるわけじゃない 話すと起きる笑いが怖い
君発す言の葉耳朶に触れる時 ゆたりゆらりと調べに揺られ
思い出が揮発して残る結晶を愛でる初めてキスしたこととか
夕轟きにひと花心ついふらり発句を君にあたら夜などと
全ては僕らの都合です。発芽したキミ、仲間は摘み取る。
ほんとうの君をいまだに探してる考古学者の遠い発掘