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濃紺の日の出の兆し滲む空夜が忘れた朝の三日月
古希過ぎて頼まれごとは何だっけ忘れていない物忘れかな
忘れてた セピアの私笑ってる セーラー服のリボン一緒に
忘れたい忘れたくない忘れたいきっと忘れられないんだよね
酒飲めば憂いを忘れ人の世の理不尽嘆き吸うては吐いて
夏の恋雪降る頃に糸の切れ忘れ音鳴らす浮世のバチか
鮮明な記憶の箱はいっぱいで新しいこと忘れちゃうのね
忘れてた。きみにサヨナラ言われた日、それがわたしの自立記念日
もういいよ苦しまないで忘れよう傷ついたこと傷つけたこと
また何か忘れたような気がしたら塩で甘みを出すこと知った
こんな事してていいかと思う日も忘れられない震災の事
パスワード全部忘れて土曜日は口笛鳴らすアナログの街
恨んでも憎まれてもいい 永遠に そのほうがいい忘らるるより
忘れ物子供の頃からよくあった年のせいではにいとうそぶく
虐め虐待忘れられず心の傷は深くでも前へ進む
忘れてた言い訳したらその後に届いたLINE別れの言葉
少しずつ出来事忘れ思い出の密度濃くなり淋しさ包む
あれ、これは忘れたかったことなのに忘れることを忘れていたな
忘れたい出来事がある思い出す度に自分が情けなくなる
忘れたい忘れたくない恋心君の写真を捨てられずにいる
「忘れて」と言われ別れたあの人はきっと覚えていて欲しいのだ
忘れても思い出すのは君の顔 夢でも会いに来ている君に
忘れたわ なのにどうして我がスマホ カメラロールにあなたがいるの?
一度きり、その思い出を忘れない それも生きてく糧になるから
引く潮に恋忘れ貝探し当て抱けば空には片割れの月
忘れてた貴方に2万貸したことそんなことより灯油がきれそう
線香を忘れてしまった朝なのに君は文句も言ってくれない
忘れえぬ人から届いた手紙には「結婚します」一行の文字
夕焼けが忘れていった群青を心に仕舞う売れない絵描き
濃紺の日の出の兆し滲む空夜が忘れた朝の三日月
古希過ぎて頼まれごとは何だっけ忘れていない物忘れかな
忘れてた セピアの私笑ってる セーラー服のリボン一緒に
忘れたい忘れたくない忘れたいきっと忘れられないんだよね
酒飲めば憂いを忘れ人の世の理不尽嘆き吸うては吐いて
夏の恋雪降る頃に糸の切れ忘れ音鳴らす浮世のバチか
鮮明な記憶の箱はいっぱいで新しいこと忘れちゃうのね
忘れてた。きみにサヨナラ言われた日、それがわたしの自立記念日
もういいよ苦しまないで忘れよう傷ついたこと傷つけたこと
また何か忘れたような気がしたら塩で甘みを出すこと知った
こんな事してていいかと思う日も忘れられない震災の事
パスワード全部忘れて土曜日は口笛鳴らすアナログの街
恨んでも憎まれてもいい 永遠に そのほうがいい忘らるるより
忘れ物子供の頃からよくあった年のせいではにいとうそぶく
虐め虐待忘れられず心の傷は深くでも前へ進む
忘れてた言い訳したらその後に届いたLINE別れの言葉
少しずつ出来事忘れ思い出の密度濃くなり淋しさ包む
あれ、これは忘れたかったことなのに忘れることを忘れていたな
忘れたい出来事がある思い出す度に自分が情けなくなる
忘れたい忘れたくない恋心君の写真を捨てられずにいる
「忘れて」と言われ別れたあの人はきっと覚えていて欲しいのだ
忘れても思い出すのは君の顔
夢でも会いに来ている君に
忘れたわ なのにどうして我がスマホ カメラロールにあなたがいるの?
一度きり、その思い出を忘れない それも生きてく糧になるから
引く潮に恋忘れ貝探し当て抱けば空には片割れの月
忘れてた貴方に2万貸したことそんなことより灯油がきれそう
線香を忘れてしまった朝なのに君は文句も言ってくれない
忘れえぬ人から届いた手紙には「結婚します」一行の文字
夕焼けが忘れていった群青を心に仕舞う売れない絵描き