・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
灰色の空駈け降りる冷たさは 君も包んでしまうだろうか
あの人を濡らした空に感謝する 水もしたたる良い男振り
寒空の真ん中細く吹く風は夜汽車の出発合図の汽笛
はかなさを詠めば読むほど滑稽で空疎な文字の演じるピエロ
空白が恋の熟成期だったようで客観的恋愛比較論
海の碧と空の蒼にも染まらずに いつだってボクら無色透明
流れ来る群青の空ペガサスに辿り着けない迷子の記憶
青に溶け焦がれた光に包まれて今日の空は少し優しい
可惜夜すぎて東雲に龍のぼりゆく新玉の年 朱鷺色の空
届きたる雨夜の月に我が想い空蝉濡れて羽に置く露
吾子なれど天の淵より巡り来る黒目の深き日本海溝
あのときに君と一緒に見た空に 君はいるのかな?見守っててね
冬の空瞬く星を見つめても思い浮かばぬ星座の名前
太陽と駆けゆく鳥の夕空へ焦りを放ち家路を踏めり
今はまだ悩んでいいよと言うように背中を押さない曇天の空
KYは空気読めない頭文字 読めなくたって死にはしないわ
空っぽのペットボトルはゴミ箱にはじかれ響く世界にひとり
未だに片付けられない炬燵君がいた空間君の気配
空中に放り投げたる我が心優しき雲に落ちるを望む
夜が明ける紺青金のグラデーション金がぐんぐん伸びて青空
空にいる大好きな人思う時 チリンと鈴のなる音がした
あいつはいい奴だったよ空中ブランコが成功してれば今でもきっと
宇宙からギ酸エチルの香り散る引き寄せられる天空の鳥
恋しくて 真空管にいるような静けさ雪予報が雨になり
手のひらで 二枚の切符 握りしめ 空席の色 映す窓ガラス
「君の住む街はどんな空ですか?こちらは星が綺麗な空です」
白米を頬張る君の頬ぷくりその可愛さにリスも嫉妬す
もうちょっと傍にいたくて空き缶を抱いてカフェオレ飲んでいる振り
大空の君の住所を知らなくてだから手紙も出せないでいる
背番号もらえず走った帰り道見上げた空の青かオレンジか
空き時間を埋めるように読書する 本は赦しを与えてくれる
裏切られ顔を変えてく空だから泣きたい時は雲が隠して
恋風の荒れて悲しい絵空事冬には冬の花の咲くべし
歌でよく「君の空へと続く」とか神様豪雨を降らせてください
冬空が 染みる私でありたいと 洗濯物干す 指先痛し
灰色の空駈け降りる冷たさは
君も包んでしまうだろうか
あの人を濡らした空に感謝する 水もしたたる良い男振り
寒空の真ん中細く吹く風は夜汽車の出発合図の汽笛
はかなさを詠めば読むほど滑稽で空疎な文字の演じるピエロ
空白が恋の熟成期だったようで客観的恋愛比較論
海の碧と空の蒼にも染まらずに いつだってボクら無色透明
流れ来る群青の空ペガサスに辿り着けない迷子の記憶
青に溶け焦がれた光に包まれて今日の空は少し優しい
可惜夜すぎて東雲に龍のぼりゆく新玉の年 朱鷺色の空
届きたる雨夜の月に我が想い空蝉濡れて羽に置く露
吾子なれど天の淵より巡り来る黒目の深き日本海溝
あのときに君と一緒に見た空に
君はいるのかな?見守っててね
冬の空瞬く星を見つめても思い浮かばぬ星座の名前
太陽と駆けゆく鳥の夕空へ焦りを放ち家路を踏めり
今はまだ悩んでいいよと言うように背中を押さない曇天の空
KYは空気読めない頭文字 読めなくたって死にはしないわ
空っぽのペットボトルはゴミ箱にはじかれ響く世界にひとり
未だに片付けられない炬燵君がいた空間君の気配
空中に放り投げたる我が心優しき雲に落ちるを望む
夜が明ける紺青金のグラデーション金がぐんぐん伸びて青空
空にいる大好きな人思う時 チリンと鈴のなる音がした
あいつはいい奴だったよ空中ブランコが成功してれば今でもきっと
宇宙からギ酸エチルの香り散る引き寄せられる天空の鳥
恋しくて 真空管にいるような静けさ雪予報が雨になり
手のひらで 二枚の切符 握りしめ 空席の色 映す窓ガラス
「君の住む街はどんな空ですか?こちらは星が綺麗な空です」
白米を頬張る君の頬ぷくりその可愛さにリスも嫉妬す
もうちょっと傍にいたくて空き缶を抱いてカフェオレ飲んでいる振り
大空の君の住所を知らなくてだから手紙も出せないでいる
背番号もらえず走った帰り道見上げた空の青かオレンジか
空き時間を埋めるように読書する 本は赦しを与えてくれる
裏切られ顔を変えてく空だから泣きたい時は雲が隠して
恋風の荒れて悲しい絵空事冬には冬の花の咲くべし
歌でよく「君の空へと続く」とか神様豪雨を降らせてください
冬空が 染みる私でありたいと
洗濯物干す 指先痛し