・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
真っ黒の空ひきあって生きていた二段ベッドの下の貝殻
空き缶がコロンと道端落ちているだれかが飲んでずっとそのまま
ケセラセラ空吹く風に柳の木 これがわたしの生きる術
空を切る燕ら力合わせれば烏に向かい追い払いたり
何色で空は塗るのと聞いてくる子に渡せなくなったクレヨン
小一の国語で習うくじらぐも 青空のなか未だに探す
一歩出て空を鳥二羽飛んで行く起こる事象に意味なしとして
錆びついて路に転がる空き缶のように寂しく草に寝ころぶ
地下鉄で空を見上げることのない 人もスマホで空を見ている
空港が大混雑というニュース円高凌ぐ脱コロナ気運
ひたすらに無心でぼーっと歩いては頭の中を空っぽにする
五時告げるチャイムは昔の縄文をしのびて空に静かに流れ
青い空 揺れる秋桜 白い風 駈け行く子供 見守る瞳
青空を映す車のボンネット赤信号で雲を乗せてる
空白の日記帳の中浮かんでる雲がのんびり毎日をゆく
真っ黒の空ひきあって生きていた二段ベッドの下の貝殻
空き缶がコロンと道端落ちているだれかが飲んでずっとそのまま
ケセラセラ空吹く風に柳の木
これがわたしの生きる術
空を切る燕ら力合わせれば烏に向かい追い払いたり
何色で空は塗るのと聞いてくる子に渡せなくなったクレヨン
小一の国語で習うくじらぐも
青空のなか未だに探す
一歩出て空を鳥二羽飛んで行く起こる事象に意味なしとして
錆びついて路に転がる空き缶のように寂しく草に寝ころぶ
地下鉄で空を見上げることのない
人もスマホで空を見ている
空港が大混雑というニュース円高凌ぐ脱コロナ気運
ひたすらに無心でぼーっと歩いては頭の中を空っぽにする
五時告げるチャイムは昔の縄文をしのびて空に静かに流れ
青い空 揺れる秋桜 白い風 駈け行く子供 見守る瞳
青空を映す車のボンネット赤信号で雲を乗せてる
空白の日記帳の中浮かんでる雲がのんびり毎日をゆく