お題 題『来』 お題 2024.04.29 ・投稿期間はお題発表から5日間!・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください。・トップページの注意事項をご確認のうえ、お楽しみください。
帰省する家族のいないふるさとの
来々軒の味は変わらず
雲の白厚みを増して半袖の季節到来吹き抜ける風
その昔我のところへ来た絵本その冒険を受け継いでいる
来ないなら行けばいいのか手榴弾みたいなキウイすぱりと割って
あの頃は明日が来るのが怖かった あきらめないでほんとよかった
あの店にいつも遅れて来る君のレモンティーだけ湯気が立ってた
今年またこの日が来ると疼きだす心に負いし傷一つあり
ひたすらに来る日も来る日も歌を詠む 得られるものが在ると信じて
アサガオの種蒔くと姉の言葉に春の終わりが来たことを知る
来る来ない花占いをする人に風も優しく染める夕暮れ
春だなぁと思っていると真夏来て海もプールもとても追い付かず
産まれたて我が孫娘マンションに来るまでの間リフォーム済ます
在来線どこ行くわけでもなく乗って冒険してた知らない街を
来世でもあなたは隣にいそうだな
ながーく続く一期一会
待っている 帰って来てよ [恋子さん] みんな同じさ 必要なんだ
来ないのを知っていたけどヤドリギの下で待ってた百年先も