お題 題『家族(テーマ詠)』 お題 2024.04.28 ・投稿期間はお題発表から5日間!・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください。・トップページの注意事項をご確認のうえ、お楽しみください。
それぞれの 家族が灯す 街明かり 青い月の夜 愛がこぼれて
顔のシワ父とまったく同じだと見入る鏡に脱衣所の明かり
女孫の祝いに写真撮りし家族一点見つめて
曇りなき笑顔
お揃いのお茶碗お椀マグカップ並ぶテーブル美味しいごはん
おれはむかし長生きできぬと言はれたと凄む父いま米寿となりぬ
ひ孫抱く祖母の姿に泣く息子 おじいちゃんはね、見てるよきっと
家族など とうの昔に 失くしたと 呟く人に 何も言えずに
訳ありの家族それでも我にとり見はなすことはできるはずなく
無理にでも縛りつけても置かなけりゃ何時か離れる家族の姿
似ていると言われて違い探してもどこか似ていて笑ってしまう
残業後降られて走って帰ったらお風呂湧いててご飯できてた
時とともに家族の形は変わってく私のアルバム何冊目かな
家々の窓に映ろう様々な悲哀喜び愛や憎しみ
ぼんやりとイメージしてる家族とは
人それぞれで家それぞれで
パパと猫 どっちが大事と いう人よ どちらも家族 エヘ顔の猫