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寛生
2 years ago

昼間から玄関先にただ座るおじさんたちと目が合うのです

ゆひ
2 years ago

たぶん今最高潮のところだろう甘い匂いが漂うペン先

高木
2 years ago

私のつま先に紅色塗る子 頬流れる汗星のように

恋子
2 years ago

夏草のこの先秋としょぼくれてせめてと虫の褥と憚り

笑みコロ
2 years ago

先ずは夢いくつになっても叶うよにポジティブワード口癖にして

窓を覗く人
2 years ago

今日の先まで歌響く心の中こたえなくとも晴れ渡り続く

月ノ夜 葵
2 years ago

行き先を決めずに飛んでる鳥たちに倣って買った片道切符

2 years ago

ブランコが振れる先へと飛び出せば光は秋へ世界を変える

阿木野はる
2 years ago

ごきげんようボクは水先案内人 世界を暴く旅へようこそ

天野まどか
2 years ago

包丁の先をギラリと光らせて青き魚割く稲妻の夜

天野まどか
2 years ago

後先を争いながら駆けてゆく子らの行く手の澄んだ秋空

翠玉
2 years ago

先々のことを考え個人年金積立る役に立った

八宵
2 years ago

人生はやり直せないと聞きました
先に言っといて貰えませんか

まっち棒
2 years ago

夕映の穂先にトンボ枯れ尾花稔る黄金に山の影落ち

慈雨
2 years ago

切先のわずかなふるえを包みこむ血が流るるを熱いと思ふ

ゆう
2 years ago

先人の知恵と努力の基に在る我らの生きる今の暮らしは

めるへん
2 years ago

先頭を行くは苦手な俺だから後ろの方を目立たぬように

2 years ago

先人のものを見る目の豊かさを
辿るほどなお感じ入る吾

かよ
2 years ago

あの人が先が潰れてまるくなる鉛筆のように優しくなって

かよ
2 years ago

不安だと先の心配ばかりする一人の母を
側でみるだけ

ノリコ
2 years ago

目を凝らす孫の指先一ミリのミントの香り
ミント色の蜘蛛よ

恋子
2 years ago

秋の宵言葉の切っ先我に向け下らぬ詩ぞ悩めと迫る

2 years ago

少しだけ先に開いた花びらに遠慮して咲く笹百合の花

2 years ago

よけること叶わぬほどの水たまりソロソロ進むつま先立ちで

Souka
2 years ago

数十年生け花先生弟子のわれ名字で呼ぶのが自然になりぬ

行雲流水
2 years ago

月よりも星よりも遠いあの人の瞳の先に在るものは何