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唇
行雲流水 破調編
人は行く 踏みにじられた 尊厳を 取り戻すため 唇、噛んで 157
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行雲流水 破調編
恋子
秋の日に紅茶が似合う昼下がり艶めかしい唇と翳り
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恋子
香菜
愛してるヒトまだ居ずも云いたくて唇の形記憶しておく
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香菜
満月しじま
しめやかに唇(くち)を重ねた 豪雨にて隔絶されたような小部屋で
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満月しじま
Hama
唇は 歌いもすれば 呪いもす 同じ口なら 愛歌いたし
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Hama
rindo
来ぬ人を唇噛みつつ待ちにけりゆふぐれ横目に涙流るる
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rindo
ちゆ
めっちゃその唇に触れたいという俺の心がダダ洩れであれ
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ちゆ
パパ猫
月あらば託せもしよう恋心 雨降る夜に唇を噛む
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パパ猫
パパ猫
会えたなら口づけしよう話ならそのあとでいい唇ふさぐ
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パパ猫
パパ猫
悲しみに唇噛んで耐える人に言葉探せず手のひらを背に
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パパ猫
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