パパ猫

空虚さよミサイル発射の報道を見ながら水割り傾ける夜

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澄水

月子さんヤハウエさまで阿弥陀さま何時も愚鈍と澄水と伴

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澄水

新しい聖家族かな澄水と月子と愚鈍父母と伴

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花農家

雨上がり 水溜まりそっと覗きこむ こちらを見ている 私が映った

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うしめ

結露したペットボトルの水を飲むこんな日だった 夏子の記憶

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みるく

サイダーの夏が来そうな梅雨の間に噴水の霧顔近づける

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パパ猫

おし黙る運河の水面の鈍色に舟の航跡 色を添えゆく

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パパ猫

逆らわずさまざま姿を変えてゆく水の如くに生きられたなら

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澄水

澄水と月子さんとは口付けて仲直りしてハッピーエンド

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カンナ

あの道の蕾付けてた紫陽花は今鮮やかに水色の鞠

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