自由律

自由律『大晦日』

自由律『クリスマス』

手につかないほどあなたを思い出すからからこれが恋じゃなければいいのに

染ますから　染ますってなに　だから乳液染ますの　ああそういうこと

紐解いた虚空流れる自由律伝える君がいてくれたなら

広口のカップを置く貴方が微笑む赤味帯びる琥珀揺れ花の香

鞘森天十里

‹さむい雲がいそぐ›の句に魅せられて自由律俳人なりしわれ

念仏の山を極めて自由律俳句の道を我は往きたり

君はいるから私の拙い歌にもいるから孤独な夜には思い出してね

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