もえ

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鮮やかな時を紡いで燃えてゆくこころいさめてきみ想う夜

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鮮やかな時を紡いで燃えてゆくこころいさめてきみ想う夜

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「夢だったと知るには遅く突然の夜雨降りてたてぬ野の花」

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「空見上げ還らぬ日々の愛しさを聞き分けもなく眺め居りて」

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「有り余る想い給る日数(ひかず)なり短き時よ手を振りており」

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宅急便母の便りは滲んでる餅ついたよと書き添えており」 「角を曲がり見えなくなるまで手を振って母の老い先しあわせであれ」 「優しくてただ優しくて母の手のぬくもりだけが今も忘れじ」 「ふるさとの鳥がねぐらに帰る村吾も母の手を握りて居りぬ」

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 「酔芙蓉 ひかり射して 色づきし きみの言の葉 待ちてこぼれん」

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「涙枯れ追えど離れぬ我がこころ切って捨てよか大空にこそ」

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「ぼんやりと灯りし窓辺月光り冴えて語りし彼方の空よ」

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すげなくてなにも言えずにうつむいたポプラ並木と白い雲たち」

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