七年は私を褒めてくれた声を消し惜愛生きる意味を失う
題『七』 にて
しわがれた母の声聞き幼き日回顧して泣く年柄もなく
題『年』 にて
テレビから出てくる霊が怖いのに一人の家じゃ消せもしなくて
題『テレビ』 にて
同級生「奇跡だ!同じ干支じゃん!」と横に浮かんだ馬と鹿の字
題『馬』 にて
徒歩五分、駅の近さが言い訳を奪って今日も息が苦しい
題『駅』 にて
0時越え階段越えて君の元 先に言いたい正月の挨拶
題『正月』 にて
今日だけは知らない歌手の歌を聞き苦手なそばの味をごまかす
題『大晦日(テーマ詠)』 にて
木の先に脚立で縄をくくりつけ 到来を知る雪国の冬
題『冬(テーマ詠)』 にて
あと二時間君の隣で息をする 旅の終わりのメインディッシュを
題『新幹線(テーマ詠)』 にて
暮れた日を眺めて今日の怠惰知る 寝台の上充電は僅か
題『暮』 にて
コメントをもっと読み込む
