こんなにも小さな島で降り方の大きな違いの雪の哀しさ
題『雪』 にて
亡き君ともっと喧嘩もしたかった「ドラマが見たい」「クイズがいいよ」
題『自由詠』 にて
家族五人で実家に行けば手巻き寿司 具材を選ぶ個性が愉快
題『寿司』 にて
罪ひとつ犯していない真っ白な雪は積もらず無垢な雨ふる
題『真』 にて
こちらから声をかけるは苦手なり かけてくれるはこの上のなき
題『声』 にて
本を持ち歩く少女(おとめ)は何となく賢く見えるは気のせいだろか
題『本』 にて
記念日とは成らないけれどツナサラダちゃんと食べれる俺やるじゃんか
題『サラダ』 にて
雪ふらず長靴いらずプレゼント入れてくれそなサンタもおらず
題『靴』 にて
大量のビデオテープを処分する想い出いっぱい心におさめ
題『自由詠』 にて
家という箱にいる時落ちつくは意識の奥の母の胎内
題『箱』 にて
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