・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
万葉の蓑虫哭いてチチヨとか鬼の詩人の秋物語
崩れ行く言語の鱗またたいて意識はばたくために詩集を
漢文の時間に無口な先生が詩吟披露す胸弾ませて
夢んなかちびた鉛筆握りしめ夢の詩人の言葉の塗り絵
詩心を探したけどねと返されて不遇が続く恋の告白
目を凝らし夜と朝との境目を詩人は探す真っ赤な目をして
よき朝の東の雲はうろこ雲うす紫かしら灰色か
美しく装う秋はみな詩人木々に雲にと言葉着せ替え
情景を 噛みしめ うちに響かせて いつまで思う 詩かきたちよ。
切れ味の良い詩が深く突き刺さり倚りかかるのは椅子の背もたれ
もの思う詩人のごとし秋の海釣り人独り糸を垂れ居る
さらさらと詩を書くように秋風は一夜で街を染め上げてゆく
からからと舗道を枯葉が転がって詩集静かに閉じる夕暮れ
詩のような夫婦の会話書き留める無駄なものなど何ひとつない
あたたかいあなたの声に詩(うた)があり いつも誰かと私を救う
恋であることを証明するように街の景色が詩に埋められる
そんな景色を、もういちどみたいです ゆひさんの言葉の肌感覚にはいつもぶるッとします なんでこんなにやわらかくてさわやかな気持ちになれるのでしょうか そんなふうに私も生きたかったです うらやましいです 受け手にはこんなふうに見えているのでしょうか(本歌そのままですみません)
詩で街が埋められてゆくこの恋はこの景色にて証明される
土村さん、ありがとうございます! 言葉や気持ちとして、やわらかいものが好きなので、そういうものを選んで歌にしているんだと思います。 あくまで自分の一部分ではありますが、歌にするときはそれが出やすいんでしょうね。 ありがとうございました!
ハイネの詩が好きだった10代少し背伸びしてた
夕暮れに味わい深き詩集抱き君を想いてすすきの小道
そらんじよ七言古詩の長恨歌 聞いてくれぬか秋の虫ども
夜吠えて形から入った青二才病気になれずに詩人失格
ガリ版で詩集を編んだ十五歳精一杯の恋の背伸び
夜に牙朝に目を剥く赤貧の言葉を研いで飯炊く詩人
夕刻の鈴虫の音(ね)は秋の詩(うた)恋と共に涼しい夜を呼び
級友の奏でるアラベスクはまるで彼の詩(うた)をきいているかのよう
どう違う自由律俳句と一行詩詠めや詩へと吠えればチビル
まどを開けぞうさんなどを眺め見てオレには無いなこの感性は
指を折り言葉を織って綾をなす詩人の糸の縦に横へと
鈴虫に秋風鈴の夜想曲詩人の言葉おもむくままに
初めての詩集出したと誇らかに友は語れり病の床で
外からの空気にひげをひくつかせ詩人の顔して目をつむる猫
季節の変わり目を風で感じて猫ちゃんも詩を詠んでいるいるのかもしれないですね。かわいいです!
天国の貴方が詠みし沢山の詩歌は仲間の心に生きてる
そんなにも 敗れて喉を裂く詩(うた)よ 吐け!ぜんぶ吐け! 明日はまた来る
春の花の種蒔きしては空仰ぐ「ふーむ」 わたしが詩人になる時
道端の花見て詩(うた)を詠むはずが四つ葉探しに夢中になって
夕暮れに別れの詩(うた)を詠むように あなたと繋いだ手をほどいてゆく
人は皆 何処かで誰かを 傷つける 無知なる者よ 無情の詩よ
この夏われ風邪長引くきもちを詩歌にして乗り越える
詩人だと名乗っていたね元カレはなのにどうして見た事がない
万葉の蓑虫哭いてチチヨとか鬼の詩人の秋物語
崩れ行く言語の鱗またたいて意識はばたくために詩集を
漢文の時間に無口な先生が詩吟披露す胸弾ませて
夢んなかちびた鉛筆握りしめ夢の詩人の言葉の塗り絵
詩心を探したけどねと返されて不遇が続く恋の告白
目を凝らし夜と朝との境目を詩人は探す真っ赤な目をして
よき朝の東の雲はうろこ雲うす紫かしら灰色か
美しく装う秋はみな詩人木々に雲にと言葉着せ替え
情景を 噛みしめ うちに響かせて
いつまで思う 詩かきたちよ。
切れ味の良い詩が深く突き刺さり倚りかかるのは椅子の背もたれ
もの思う詩人のごとし秋の海釣り人独り糸を垂れ居る
さらさらと詩を書くように秋風は一夜で街を染め上げてゆく
からからと舗道を枯葉が転がって詩集静かに閉じる夕暮れ
詩のような夫婦の会話書き留める無駄なものなど何ひとつない
あたたかいあなたの声に詩(うた)があり いつも誰かと私を救う
恋であることを証明するように街の景色が詩に埋められる
そんな景色を、もういちどみたいです
ゆひさんの言葉の肌感覚にはいつもぶるッとします
なんでこんなにやわらかくてさわやかな気持ちになれるのでしょうか
そんなふうに私も生きたかったです うらやましいです
受け手にはこんなふうに見えているのでしょうか(本歌そのままですみません)
詩で街が埋められてゆくこの恋はこの景色にて証明される
土村さん、ありがとうございます!
言葉や気持ちとして、やわらかいものが好きなので、そういうものを選んで歌にしているんだと思います。
あくまで自分の一部分ではありますが、歌にするときはそれが出やすいんでしょうね。
ありがとうございました!
ハイネの詩が好きだった10代少し背伸びしてた
夕暮れに味わい深き詩集抱き君を想いてすすきの小道
そらんじよ七言古詩の長恨歌
聞いてくれぬか秋の虫ども
夜吠えて形から入った青二才病気になれずに詩人失格
ガリ版で詩集を編んだ十五歳精一杯の恋の背伸び
夜に牙朝に目を剥く赤貧の言葉を研いで飯炊く詩人
夕刻の鈴虫の音(ね)は秋の詩(うた)恋と共に涼しい夜を呼び
級友の奏でるアラベスクはまるで彼の詩(うた)をきいているかのよう
どう違う自由律俳句と一行詩詠めや詩へと吠えればチビル
まどを開けぞうさんなどを眺め見てオレには無いなこの感性は
指を折り言葉を織って綾をなす詩人の糸の縦に横へと
鈴虫に秋風鈴の夜想曲詩人の言葉おもむくままに
初めての詩集出したと誇らかに友は語れり病の床で
外からの空気にひげをひくつかせ詩人の顔して目をつむる猫
季節の変わり目を風で感じて猫ちゃんも詩を詠んでいるいるのかもしれないですね。かわいいです!
天国の貴方が詠みし沢山の詩歌は仲間の心に生きてる
そんなにも
敗れて喉を裂く詩(うた)よ
吐け!ぜんぶ吐け!
明日はまた来る
春の花の種蒔きしては空仰ぐ「ふーむ」
わたしが詩人になる時
道端の花見て詩(うた)を詠むはずが四つ葉探しに夢中になって
夕暮れに別れの詩(うた)を詠むように
あなたと繋いだ手をほどいてゆく
人は皆 何処かで誰かを 傷つける 無知なる者よ 無情の詩よ
この夏われ風邪長引くきもちを詩歌にして乗り越える
詩人だと名乗っていたね元カレはなのにどうして見た事がない