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改札を抜けほんのりと梅の香の広がる帰路を夫と二人
円卓にフォークが止まる衝撃と 広がる笑顔 ガレット・デ・ロワ
家具もなく 広く感じる この部屋に 思い出と温もりの残像
空き瓶に挿した水仙キラキラと光集めて春が広がる
寂しさに見るとはなしに眺めるは 広告ばかりの深夜番組
君の住む街には雪が降つてるか窓から広き冬空眺む
さとの家の気掛かり一つ片付いて帰る電車の心広々
湿っぽい話はよそう 晴天に洗濯物をパン!と広げて
腕広げ飛び込む我が子受け止めて空へと放り投げたはいつか
今日もまたノート広げてペンを執る ほんとは散文的に生きたし
手を広げ冷たい雨に濡れるとき目の中に降るあの日の記憶
赤ちゃんはぷくぷくの手をふり上げて広い青空掴もうとする
片貝の冬の浜辺にぽつねんと広がる妄想恋の行方
駅前の広場の隅に捨てられた自転車みたいに影になる夜
広がりをみせる噂に尾びれつく 呼吸をしたくて群から離れ
広大な 宇宙のほんの 片隅の 真っ赤な星は かつての地球
広辞苑 単語を五つ 適当に 繋げてみれば 簡単短歌
広大な領土を持っている国が更に欲張り戦争する世
インターネットで海越える私の世界は広くなったか狭くなったか
駆けてくる一目散に駆けてくる両手広げた母のところに
改札を抜けほんのりと梅の香の広がる帰路を夫と二人
円卓にフォークが止まる衝撃と
広がる笑顔 ガレット・デ・ロワ
家具もなく 広く感じる この部屋に 思い出と温もりの残像
空き瓶に挿した水仙キラキラと光集めて春が広がる
寂しさに見るとはなしに眺めるは 広告ばかりの深夜番組
君の住む街には雪が降つてるか窓から広き冬空眺む
さとの家の気掛かり一つ片付いて帰る電車の心広々
湿っぽい話はよそう 晴天に洗濯物をパン!と広げて
腕広げ飛び込む我が子受け止めて空へと放り投げたはいつか
今日もまたノート広げてペンを執る
ほんとは散文的に生きたし
手を広げ冷たい雨に濡れるとき目の中に降るあの日の記憶
赤ちゃんはぷくぷくの手をふり上げて広い青空掴もうとする
片貝の冬の浜辺にぽつねんと広がる妄想恋の行方
駅前の広場の隅に捨てられた自転車みたいに影になる夜
広がりをみせる噂に尾びれつく 呼吸をしたくて群から離れ
広大な 宇宙のほんの 片隅の 真っ赤な星は かつての地球
広辞苑 単語を五つ 適当に 繋げてみれば 簡単短歌
広大な領土を持っている国が更に欲張り戦争する世
インターネットで海越える私の世界は広くなったか狭くなったか
駆けてくる一目散に駆けてくる両手広げた母のところに