・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
お隣のベランダ、咲いたパンジーを見つめながら思ふ年明け
今遠く 月命日に 思い出す 花を愛でつつ 微笑む貴女を・・
年明けて 寒さ身に沁み コタツムリ 花より団子の 我、餅を食む
能登の地の献花台にこの地から 心の中で花を手向ける
想像の季節の中に咲いている花の匂いを思い出せそう
満開の言わぬが花を抱えおり 待宵の月満つは惜しけれ
花とても散るべきさがと世の中を知らするものは枝のあはゆき
オダマキよ輪舞曲を踊れ輪郭は乙女心を射抜く耽美派
新春の光に街は透きとおりふわりふわりと雪の花舞う
ベランダのパンジー朝日にキラキラと 笑顔のような花咲かせる
触れたなら溶けて涙になるでしょう 私の心は淡雪(あわゆき)の花
華やかな正月飾り愛でながら人の心を 繋ぐ年にと
冬の陽のぬくもりに包まれながら 咲いたアロエの細く朱(あか)い花
正月の花の蕾のまだ堅く静かな光を受け止めてをり
六十代人生これからだ一花も二花も咲かせよう
窓磨き換気扇やらコンロやらピカピカにした自分に花丸
紅と白 冬の窓辺に華やぎと安らぎ添える シクラメンの花
真冬ならではの花見も乙(おつ)なもの 梅に椿に木瓜(ぼけ)に水仙
寒空に透き通るよな蝋梅は 父亡きあとも庭の御守り
我が家の庭にも蝋梅があります。父の亡き後も庭を見守ってます。我がことのように思いました。翠玉
翠玉様 ありがとうございます。 蝋梅が実家の庭にあるのを知ったのは、父が亡くなった後だったんです。母が亡くなりひとりで過ごす父の楽しみの一つが庭仕事でした。蝋梅の佇まいと気丈にしていた父が重なりました。
人気なき凍てる道行く目の前を蕾知らせるサクラジュンチョウ
開花待つ 月下美人は 霜焼けの如 葉の先を 紫に染め
百合の花水引よけて五分咲きに薄くれないの 艶やかに充ちる
白菊と南天の花紅白で 床の間すわり福を呼び込む
花札で遊んだ家族 子どもでも姉貴はすでに勝負師だった
どんな音するのか花の咲くときは きっと明るいやさしい音だ
もてなしと茶花に侘助さりげなく薄茶を点てる台所かな
幸せを招く花らし福寿草 春も早きの足元照らす
青空に なびく白雲 香る風 赤い花摘む 黒髪の君
お隣のベランダ、咲いたパンジーを見つめながら思ふ年明け
今遠く
月命日に
思い出す
花を愛でつつ
微笑む貴女を・・
年明けて
寒さ身に沁み
コタツムリ
花より団子の
我、餅を食む
能登の地の献花台にこの地から
心の中で花を手向ける
想像の季節の中に咲いている花の匂いを思い出せそう
満開の言わぬが花を抱えおり
待宵の月満つは惜しけれ
花とても散るべきさがと世の中を知らするものは枝のあはゆき
オダマキよ輪舞曲を踊れ輪郭は乙女心を射抜く耽美派
新春の光に街は透きとおりふわりふわりと雪の花舞う
ベランダのパンジー朝日にキラキラと
笑顔のような花咲かせる
触れたなら溶けて涙になるでしょう 私の心は淡雪(あわゆき)の花
華やかな正月飾り愛でながら人の心を
繋ぐ年にと
冬の陽のぬくもりに包まれながら 咲いたアロエの細く朱(あか)い花
正月の花の蕾のまだ堅く静かな光を受け止めてをり
六十代人生これからだ一花も二花も咲かせよう
窓磨き換気扇やらコンロやらピカピカにした自分に花丸
紅と白 冬の窓辺に華やぎと安らぎ添える
シクラメンの花
真冬ならではの花見も乙(おつ)なもの 梅に椿に木瓜(ぼけ)に水仙
寒空に透き通るよな蝋梅は
父亡きあとも庭の御守り
我が家の庭にも蝋梅があります。父の亡き後も庭を見守ってます。我がことのように思いました。翠玉
翠玉様 ありがとうございます。
蝋梅が実家の庭にあるのを知ったのは、父が亡くなった後だったんです。母が亡くなりひとりで過ごす父の楽しみの一つが庭仕事でした。蝋梅の佇まいと気丈にしていた父が重なりました。
人気なき凍てる道行く目の前を蕾知らせるサクラジュンチョウ
開花待つ 月下美人は 霜焼けの如 葉の先を 紫に染め
百合の花水引よけて五分咲きに薄くれないの
艶やかに充ちる
白菊と南天の花紅白で 床の間すわり福を呼び込む
花札で遊んだ家族 子どもでも姉貴はすでに勝負師だった
どんな音するのか花の咲くときは きっと明るいやさしい音だ
もてなしと茶花に侘助さりげなく薄茶を点てる台所かな
幸せを招く花らし福寿草 春も早きの足元照らす
青空に なびく白雲 香る風 赤い花摘む 黒髪の君