・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
左眼の 傷に魅られて ボス猫の 集会空き地 大きな私
東風吹けば雪の舞う道冬の朝 思い出向かう足取り軽く
不幸だと思った方が、 幸せだよ、ほんとにさ。 もう遅いけど。
悲しみを火鉢の中に委ねたら 涙の川を焦がしてあげる
版画は一人一技法我の技法は誰にも真似できぬ
穏やかな一日暮れる山の端に手を振るように橙染まる
夕焼けの陽を浴び紅くなる空と窓に映えいるわが面影
カラスたち道行く我を如何に見ん敵か味方か縁なき者か
忙しきは 心失い 我失う 感ぜよ援けの 手があることを
たましい握る静かな河で時を感じゆっくり進む曲がる舵
寒椿憂き世浮世をなだめては色はかくかく艶はそれぞれ
杖探す転ばぬ先につく杖を見つけるまでに転ぶ毎日
転ばぬ先につく杖が欲しいのにすでに転んでいる・・・矛盾をはらみつつ、辛いけどおかしみもある、人生そのものを言い当てているようで感銘を受けました。見事です。
芹生無月さま(京都の方でしょうか) コメント頂き有難うございます。毎日仕事でご指導を受けますと実はだんだん転んだ時の受け身も上手くなり杖が要らなくもなって参ります。転んでも起き上がるか、ただでは起きぬのか、転ばぬ先の杖なのか、タンポポが誰かにとっては杖になるやうに人の生き方もそれぞれですよね。気づきの多いコンントありがとうございます。
たのしく飲みすぎ まるめた背中で夜の道 寒く遠いコンビニへ
言の葉の海を短歌で自由泳死にはしないがよく溺れます
自由詠に自由泳を引っ掛けたところがお見事です!シャレがきいた迚も面白い歌ですね(^^) 【返歌】歌探し 息継ぎ忘れ 浮上せず 短歌の海を 彷徨(さまよ)ったまま
岡正さんありがぞうございます! 岡正さんの短歌に対する没入感を感じる返歌、迚も素敵だぞう!ぱおん!
嘘つきは泥棒の始まりと言うが終身刑で許されるかな
ジャスミンの香は鼻と記憶にそっと 祖父の家の湯舟の思い出
食パンに何もつけずに味気なく今さら遅いカロリー制限
蜜柑食べ甘いを連呼してしまう酸っぱくなくて驚いて
饒舌な沈黙と我二人きり 閉じた瞼に陽が差せば今
春の日は手品使いか白雪を金のしずくに変えるたまゆら
子が巣立ち母は明るい太陽から見守る月へと姿を変え
シーズンの後半で降るドカ雪よ 帳尻合わせしなくていいのに
天よ地よ 浚いの風よ 幾千の 悲しみ人の 揺り籠となれ
食べられる前みたいだね私たち そばかすなんてふりかけされて
重い口開き 本音を 語る吾を 終始黙って 傾聴(けいちょう)す母
忙しなく淹れたはいいが放っぽられ ヘソをまげてる湯底の茶柱
ぐいぐいとご主人引っ張る柴犬の前を向く鼻確かな足取り
横綱を 満身創痍で 守りきり 引退を決意す 照ノ富士
一度、大関まで上り詰め、大怪我で序二段まで陥落したあとも、治療や稽古を続け、親方や奥さまの支えがあり、横綱に昇進した奇跡の力士でした。しかし、古傷は回復せず体力も限界を迎え、断腸の思いの決断だったと思います。照ノ富士に惚れて以来、相撲を好きになりました。 照ノ富士には感謝の気持ちでいっぱいです。そして、お疲れさまでした(:^^:)
悲しみも 怒りも全部 ミキサーに 混(こ)めて一気に 飲み干せるなら
テレビから梅の開花のニュース届くチャンネル変えると戦争の闇
日の暮れの遅くなりゆく宵の空 春の足音かすかに聞こえ
日記すら書くことできない辛い夜は アルバムめくり寂しさ埋める
思い出は 踏切こえた 向こう側 指切りをした さよならも言えず
まんまるい月の光を浴びながらお疲れさまとひとりつぶやく
冬前に母のこさえし綿入れで心の奥までほかほかだった
ほどこうとすればするほどケーブルのこんがらがった ぼくの青春
湯気の中一人鍋する今宵はお酒飲もうか 妙に寂しくて
赤ちゃんの重みを膝に感じつつ口ずさむのは春を待つ歌
昼休み格好つけてカプチーノ同じ値段で食えた牛丼
冬眠を知らぬ亀くんお湯の中 目が甘えてる唯一の癒やし
仕事の疲れを癒やすためにホットココアを一口
病院で診察を待つ一時の自由時間に詠む自由詠
徒歩のみで ワレ トウキョウヲ ジュウダンセリ 目的地まで あと60km
修羅が哭く血涙流し満月に失くしたものに消え去るものに
芹摘みし遠き昔を懐しむ語り部の母に耳を傾け
左眼の 傷に魅られて ボス猫の
集会空き地 大きな私
東風吹けば雪の舞う道冬の朝 思い出向かう足取り軽く
不幸だと思った方が、
幸せだよ、ほんとにさ。
もう遅いけど。
悲しみを火鉢の中に委ねたら 涙の川を焦がしてあげる
版画は一人一技法我の技法は誰にも真似できぬ
穏やかな一日暮れる山の端に手を振るように橙染まる
夕焼けの陽を浴び紅くなる空と窓に映えいるわが面影
カラスたち道行く我を如何に見ん敵か味方か縁なき者か
忙しきは 心失い 我失う
感ぜよ援けの 手があることを
たましい握る静かな河で時を感じゆっくり進む曲がる舵
寒椿憂き世浮世をなだめては色はかくかく艶はそれぞれ
杖探す転ばぬ先につく杖を見つけるまでに転ぶ毎日
転ばぬ先につく杖が欲しいのにすでに転んでいる・・・矛盾をはらみつつ、辛いけどおかしみもある、人生そのものを言い当てているようで感銘を受けました。見事です。
芹生無月さま(京都の方でしょうか)
コメント頂き有難うございます。毎日仕事でご指導を受けますと実はだんだん転んだ時の受け身も上手くなり杖が要らなくもなって参ります。転んでも起き上がるか、ただでは起きぬのか、転ばぬ先の杖なのか、タンポポが誰かにとっては杖になるやうに人の生き方もそれぞれですよね。気づきの多いコンントありがとうございます。
たのしく飲みすぎ まるめた背中で夜の道
寒く遠いコンビニへ
言の葉の海を短歌で自由泳死にはしないがよく溺れます
自由詠に自由泳を引っ掛けたところがお見事です!シャレがきいた迚も面白い歌ですね(^^)
【返歌】歌探し 息継ぎ忘れ 浮上せず 短歌の海を 彷徨(さまよ)ったまま
岡正さんありがぞうございます!
岡正さんの短歌に対する没入感を感じる返歌、迚も素敵だぞう!ぱおん!
嘘つきは泥棒の始まりと言うが終身刑で許されるかな
ジャスミンの香は鼻と記憶にそっと 祖父の家の湯舟の思い出
食パンに何もつけずに味気なく今さら遅いカロリー制限
蜜柑食べ甘いを連呼してしまう酸っぱくなくて驚いて
饒舌な沈黙と我二人きり 閉じた瞼に陽が差せば今
春の日は手品使いか白雪を金のしずくに変えるたまゆら
子が巣立ち母は明るい太陽から見守る月へと姿を変え
シーズンの後半で降るドカ雪よ
帳尻合わせしなくていいのに
天よ地よ 浚いの風よ 幾千の 悲しみ人の 揺り籠となれ
食べられる前みたいだね私たち そばかすなんてふりかけされて
重い口開き 本音を 語る吾を 終始黙って 傾聴(けいちょう)す母
忙しなく淹れたはいいが放っぽられ
ヘソをまげてる湯底の茶柱
ぐいぐいとご主人引っ張る柴犬の前を向く鼻確かな足取り
横綱を 満身創痍で 守りきり 引退を決意す 照ノ富士
一度、大関まで上り詰め、大怪我で序二段まで陥落したあとも、治療や稽古を続け、親方や奥さまの支えがあり、横綱に昇進した奇跡の力士でした。しかし、古傷は回復せず体力も限界を迎え、断腸の思いの決断だったと思います。照ノ富士に惚れて以来、相撲を好きになりました。
照ノ富士には感謝の気持ちでいっぱいです。そして、お疲れさまでした(:^^:)
悲しみも 怒りも全部 ミキサーに 混(こ)めて一気に 飲み干せるなら
テレビから梅の開花のニュース届くチャンネル変えると戦争の闇
日の暮れの遅くなりゆく宵の空 春の足音かすかに聞こえ
日記すら書くことできない辛い夜は アルバムめくり寂しさ埋める
思い出は 踏切こえた 向こう側 指切りをした さよならも言えず
まんまるい月の光を浴びながらお疲れさまとひとりつぶやく
冬前に母のこさえし綿入れで心の奥までほかほかだった
ほどこうとすればするほどケーブルのこんがらがった ぼくの青春
湯気の中一人鍋する今宵はお酒飲もうか
妙に寂しくて
赤ちゃんの重みを膝に感じつつ口ずさむのは春を待つ歌
昼休み格好つけてカプチーノ同じ値段で食えた牛丼
冬眠を知らぬ亀くんお湯の中
目が甘えてる唯一の癒やし
仕事の疲れを癒やすためにホットココアを一口
病院で診察を待つ一時の自由時間に詠む自由詠
徒歩のみで ワレ トウキョウヲ ジュウダンセリ
目的地まで あと60km
修羅が哭く血涙流し満月に失くしたものに消え去るものに
芹摘みし遠き昔を懐しむ語り部の母に耳を傾け