・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
微睡に 人感ライトが 照らすのは 忍び歩きの 見えざる君か
一日の楽しみ 寝落ちるまで動画 イヤホン落ちて 急に暗闇
独りだと 対処に困る 虫退治 苦手な虫が 出ないを祈る
実家出て 門限なくなり 午前様 テレビも風呂も 独り占め出来
カラフルで収まり悪く一つずつ多い食器が並ぶ収納
暗くなり一人で部屋に佇むと ふとした時に虚しさ感ず
筆立てや雑誌ラジカセ手が届く春夏秋冬コタツ机にて
独居には部屋は4つもいらないや ひとり娘を嫁がせた日に
故郷で使っていた箪笥の位置を決めて開ければ新たな匂いで
西日射すここ一か所の畳の目擦りきり映えて秒針の音
四畳半トイレ共同18の胸踊る春 三日月の下
帰っても彼女いないし家事あるしピザまんを買い帰宅を延ばす
とりあえず椅子は2個ほど用意した(ほんとうはもう2個はあります)
残された母の想いとうらはらに この家にいて。まだまだ長く
独り夕餉の足元に箱座り 心は母娘ふたりの暮らし
ひとり言呟きながら料理して自分の料理を一人で褒める
田舎でも独居老人増え声かけ見守り地域の務め
虫がでる足の多さと無力感 仕方なく飼い犬の名をつけて共生
いつからか 一人の部屋に 住みついた 猫の名前は まだ決めてない
スーパーで君とつないだ左手は手持ち無沙汰にポケットの中
雨の夜のワンルーム 電話越しの声 母の心遣い 身に沁みる
君去りて独り居となりぬこの部屋は残る温もり今も探して
哀しくもないのに何故か涙がでる誰もいない一人の部屋は
母ひとり実家で暮らすことになりIHへとリフォームをする
寂しさに不便 気楽も歌にして心動かす独り暮らしを
冷凍のとろとろオムライス5分待つ しゃれたつもりの一人ブランチ
まっさらの部屋に荷物を運び込む我ひとりの城鍵は我が手に
団地にて一人暮らしをしてる友LINEで届く料理の写真
父が逝き 一人になった 母の声 朝の電話で 様子伺い
一軒家 一人で暮らす妹に 物騒な世になりし日本
東京のひとり暮らしのマンションじゃふるさとで見る星が見えない
われひとり暮らした部屋に別れ告げ来月きみと結婚します
実家出てひとり暮らしをしてみれば心にしみる親のありがたみ
微睡に 人感ライトが 照らすのは
忍び歩きの 見えざる君か
一日の楽しみ 寝落ちるまで動画
イヤホン落ちて 急に暗闇
独りだと 対処に困る 虫退治
苦手な虫が 出ないを祈る
実家出て 門限なくなり 午前様
テレビも風呂も 独り占め出来
カラフルで収まり悪く一つずつ多い食器が並ぶ収納
暗くなり一人で部屋に佇むと ふとした時に虚しさ感ず
筆立てや雑誌ラジカセ手が届く春夏秋冬コタツ机にて
独居には部屋は4つもいらないや ひとり娘を嫁がせた日に
故郷で使っていた箪笥の位置を決めて開ければ新たな匂いで
西日射すここ一か所の畳の目擦りきり映えて秒針の音
四畳半トイレ共同18の胸踊る春 三日月の下
帰っても彼女いないし家事あるしピザまんを買い帰宅を延ばす
とりあえず椅子は2個ほど用意した(ほんとうはもう2個はあります)
残された母の想いとうらはらに
この家にいて。まだまだ長く
独り夕餉の足元に箱座り
心は母娘ふたりの暮らし
ひとり言呟きながら料理して自分の料理を一人で褒める
田舎でも独居老人増え声かけ見守り地域の務め
虫がでる足の多さと無力感
仕方なく飼い犬の名をつけて共生
いつからか 一人の部屋に 住みついた 猫の名前は まだ決めてない
スーパーで君とつないだ左手は手持ち無沙汰にポケットの中
雨の夜のワンルーム 電話越しの声 母の心遣い 身に沁みる
君去りて独り居となりぬこの部屋は残る温もり今も探して
哀しくもないのに何故か涙がでる誰もいない一人の部屋は
母ひとり実家で暮らすことになりIHへとリフォームをする
寂しさに不便 気楽も歌にして心動かす独り暮らしを
冷凍のとろとろオムライス5分待つ
しゃれたつもりの一人ブランチ
まっさらの部屋に荷物を運び込む我ひとりの城鍵は我が手に
団地にて一人暮らしをしてる友LINEで届く料理の写真
父が逝き 一人になった 母の声
朝の電話で 様子伺い
一軒家 一人で暮らす妹に
物騒な世になりし日本
東京のひとり暮らしのマンションじゃふるさとで見る星が見えない
われひとり暮らした部屋に別れ告げ来月きみと結婚します
実家出てひとり暮らしをしてみれば心にしみる親のありがたみ