汗流る 顔 風一つなでにけり そっと残した水色の涼
題『汗』 にて
空にある虹の七色言えるまで 消えぬを祈る孫の隣で
題『虹』 にて
畑には宝のゴロゴロ住んでいる 夏の野菜は元気な原色
題『夏(テーマ詠)』 にて
光持ち生まれし我が子の二人あり 会えて良かった話せて良かった
題『光・ひかり』 にて
空仰ぐいつも心の半分は 違う時間の違う所に
題『半』 にて
妹と何でも半分してた頃 おかっは頭もお揃いだった
題『半』 にて
笹の葉で作った船は七日かけ 銀河を流る 悲しみ乗せて
題『7・七』 にて
水たまり一緒に避けつつ歩く道 あなたの靴の泥だけ気にして
題『道』 にて
あと10年生きてみようと決めたから 残りの日々はきら星のごと
題『あと』 にて
なぜ青がこんなに好きかわからない 空と海には縁がないのに
題『青』 にて
コメントをもっと読み込む