
Hama


自分がどう 思われようとも 見らるとも 己の気持ちに 正直であれ

空で食む 羊の群れを 導いて 牧者は向かう 夕日の先へと

いのちさえ 捨てて私を 贖(あがな)った あなたのことを まだ知らぬとき

夏桜 緑葉茂りて 力強く 儚い花の 面影もなく

料亭で 慣れないご馳走 食べるより 抜け出し あなたに会いに行きたい

流れゆく 景色はきみの 人生のようだと 列車は止まらずに行く

遠くても 親しいきみと 近くても 分かり合えない あの人との差

悪いこと ばかりじゃないはず 君の日は 闇に輝く 無数の感謝
