- 管理人が簡潔に全首評をいたします。
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題『ユニクロ(テーマ詠)』
春景の舞台見据えて言の葉が 季語を従い焚火に集う
季の花を切ろか残そか愛でようか歌詠み悩む切れ字や切れ句
ありがとうございます。
筆を止めないもの欲しさの字句を詠む(笑)
すてきな一日を(^^♪
ありがとうございます。
季の花を詠もか棄てよかこれも才(笑)
楽しい秋の日を(^^♪
粉をふいて化粧直しか軒暖簾揉んで熟柿の嫁入り盛り
ありがとうございます。
いい人の嫁入り仕度や渋を抜き(笑)
楽しい一日を(^^♪
おでん鍋コンロにかけて盗み酒立ち飲み旨し味見のつまみ
ありがとうございます。
おでん番駄賃に三合手酌酒(笑)
すてきな一日を(^^♪
ありがとうございます。
立ち飲みの酒の梯子の懐かしく(笑)
すてきな一日を(^^♪
季を詠めば短歌の作法の気になって旅の衣にネクタイを締め
短歌の作法や教科書的な内容を意識しながら、評を書かせていただきましたが、堅苦しい思いをさせたかもしれません。
何よりも大事なことは「誰に読んでもらいたいか」だと思っています。それによって、言葉選び、わかりやすくするのかなど考えると思うので。
私は「短歌を知らない人にもわかる歌」を意識しているので、その立場の人からのコメントだとお考えいただき、参考程度の受け止めにしていただければと思います。
※お題に記載の通り、全首評は10月21日(月)に締め切らせていただきました。また企画しますので改めて。
ありがとうございます。
言葉にも旅をさせての作法知る(笑)
毎回の講評おつかれさまでした。
定期考査・・・溜息出ますが楽しみです(^^♪
ありがとうございます。
旅とても正装決めて黄泉の舟(笑)
楽しい一日を(^^♪
歌うほど言葉の壁と語彙の溝季節の咎に綺語を慎み
ありがとうございます。
混乱が知恵を見つけて峠道(笑)
すてきな一日を(^^♪
目に映るものみな秋に洗はれて影の中まで澄む陽射しかな
美しい歌ですね。秋を好きになりそう。「秋に洗われて」の部分がこの歌を詩的なものにしていると思います。
※お題に記載の通り、全首評は10月21日(月)に締め切らせていただきました。また企画しますので改めて。
ありがとうございます。
初雪が観測されたこの街を半袖短パンで駆け回る子
映像が浮かびます。寒さよりも雪が降ったことでテンションが上がっている様子が。4句目が9音かつ表現が一般的過ぎるので、他の言葉に置き換えるとより良くなる気がします。
旧友に両手を広げおかえりと列車は走るレンゲ畑を
列車、レンゲ畑と大きなものを歌に読み込むことで、友だちの帰りを嬉しく思う気持ちが伝わってきますね。
すずすずと白い小花で飾りつけ三味線草の春のお茶会
冒頭の擬音がオリジナリティがあって良いですね。
ありがとうございます。
次次と生まれる泡を飽きもせずずっと見ていた夏のサイダー
描かれている時間が、長いものではなく「点」になっているのが良いですね。「次々と」にしなかったのは意図があったのでしょうか?また「サイダー」はそれだけで夏を感じさせるので、わざわざ言わずに具体化する文字数に当てるのも良いかと思います。「三ツ矢サイダー」とかにすれば、より映像が浮かびますよね。とはいえ作者本人が描くものとズレがなければですが。
ありがとうございます。々はあまり使わない方が良いと、何かで読んだことがあるのですが、問題ないですよね。夏は、夏を感じる言葉を探します。例えば、盆などどうでしょう?
銀杏の葉色づく季節思い出す 学祭抜け出しキスした君を
改作されて良くなっていると思います。好みの部分かもしれませんが、「キスした」と直接的に表現をせずに、「校舎の裏」とか場所で匂わすことで奥ゆかしさが出ると思います。
読書の秋 毎日決めた本を読む 本の奇虫の居所を追い
本の奇虫というのがパワーのある言葉ですね。冒頭の「読書の秋」というのが、キャッチコピー的かつ音が6音なので、推敲をすると良いかと思います。
例えばですが、「本を読む毎日決めた本を読む」と繰り返すことで、読書にのめり込んでいる感じが出ると思います。
季節の部分をどうにか分かりやすくしたいと思い「読書の秋」と入れましたが確かに安直すぎる気もするなと見返して思いました。講評ありがとうございます。
火傷した思い出引きずり秋の虹ぬくもり探し仮装の街へ
ありがとうございます。
寂しくて哀愁漂う秋の二次(笑)
楽しい秋の夢夜を(^^♪
もうすぐハロウィンですね。細かい部分ですが、「やけど」は平仮名にした方が精神的な痛手というニュアンスになりそうでせね。また「ぬくもり探す仮装した街」とすると、目の前の出来事のように受け止められますね。
ありがとうございます。
カボチャ食う人それぞれが抱く思い(笑)
楽しい一日を(^^♪
秋陰りおやと思えば濡れ葉踏み季移りすれば心も変わり
西日受けやさしく光る芒の穂冷たさ含む風に揺れおり
改作されてすごく良くなっている気がします。「やさしく」というワードが入ったことで、主体の目に映るものを追体験するような雰囲気が出たと思います。
ありがとうございます。少し自信がつきました。
さみしさを季節のせいにした挙げ句ホットショコラを奢らせている
主体は女性、奢らせている対象は好きでもない男性と想像しました。一読してまずはそのリズムや、滑らかさが良いなと好印象を抱きました。背景を想像させる歌ですね。「奢らせている」という動詞があるので、対象は誰だろうとそこから歌を読み解きました。
上の句に乗っけるような下の句でリズム感が歌の内容に合っている印象でした。これからもこのような歌を読ませていただけると嬉しいです。ありがとうございます。
黄銀杏の栞挟めり恋日記句点ひとつの行間を読む
恋子さん。相変わらず絶好調ですね。
ありがとうございます。
KOも昨日は昨日引きずらず(笑)
今日もいい一日を(^^♪
下の句の「句点ひとつの行間を読む」が素敵です。上の句が少し窮屈かつ情報量が多いので、もう少し伸びやかに歌われてはどうでしょうか。
ありがとうございます。
色褪せた恋の記憶も曖昧に(笑)
すてきな夕べを(^^♪
ありがとうございます。
未だにサ悔やむことありあの時を(笑)
すてきな酔いを(^^♪
ありがとうございます。
思い出も生きる活力四季の花(笑)
すてきな秋の一日を(^^♪
井の中の蛙になれずクルクルと短歌の川のおたまじゃくしよ
「おたまじゃくし」は良く使われる比喩表現だと思います。このあたりを自分の言葉にすること、自立した表現にすることが短歌を良くするポイントだと考えます。ぜひ、チャレンジしてみてください。
首評、ありがとうございました。推敲を重ねてみます。
ダメ出しは誰でもできる先ず誉めよ妻に言われた秋の夕暮れ
書き出しが良いですね。言われた主体がどうなったのか、「秋の夕暮れ」という大きな言葉ではなく、他の言葉だとどうなるのか、そこに推敲の余地があると思います。
首評、ありがとうございます。投稿してからも、いろいろと考えていました。「秋の食卓」では、どうでしょうか? 時間があれば、首評、お願いします。
咲くかしら秋撒く種にわくわくと一年草の恋を楽しむ
ありがとうございます。
多年草の恋はチョット重すぎて(笑)
すてきな一日を(^^♪
気持ちと景の重なりが自然に受け止められました。「わくわくと」を自身の言葉に置き換えるとより良くなる気がします。
ありがとうございます。
想いして恋のゆりかご冬ごもり(^^♪
すてきな一日を(^^♪
ありがとうございます。
一年を限りの花に寄せる恋(笑)
素敵な一日を(^^♪
柔らかくしまっておいたその恋は誰も泣かせず君を見ていた
形のないものを擬人化していて、その点がこの歌を詩にしているなと思います。見ている主語を僕とか人称代名詞にしてしまいがちですが、形のない「恋」っていうのが良いですね。
もみじ狩りついでに花の狂い咲き浮世の情の欲を満たして
ありがとうございます。
言葉狩るついで揶揄する愉快犯(笑)
楽しい一日を(^^♪
ありがとうございます。
異なことがお好きでしょと季の誘い(笑)
すてきな宵の誘惑を(^^♪
「ついでに」というのが良いですね。もみじ狩りがメインなんですね。
ありがとうございます。
狂の字もやばい危ない言葉狩り(笑)
すてきな秋の一日を(^^♪
秋桜を好きと話した本当はあなたが好きと言いたかった秋
共感します。人生を振り返るとこういう瞬間は多くの人が持つ体験のような気がします。
ただ、夏目漱石の「月が綺麗ですね」を引き合いに出すと、やはり「好き」や「愛している」は言葉にしない方が、奥ゆかしさがあり短歌にあっている気がします。例えばですが「飲み込んだ言葉の代わりに秋桜を好きと伝えた」みたいな展開にするなど、他の方法も試していただけると、短歌が楽しくなると思います。
凍てついた心とからだ解けだして春の輪廻に出会うよろこび
改作されて良くなっていると思います!下の句は付句にできるぐらい良いと思うので、上の句を考える楽しみがありますね。
ありがとうございます。
週末はイオンモールでなに買おう
めぐる季節に心がおどる
イオンモールっていう具体がいいですね。家族でわいわい楽しく行くイメージがその一語で生まれるので。ただ全体を通して、企業のキャッチコピーのようにも見えてしまいます。「心がおどる」という慣用句を自分自身の言葉に置き換えると良くなるはずです。もちろんそれに合わせて他の部分を調整してください。
白鳥と燕は季節を引き連れて地球で遊ぶはないちもんめ
視点が面白い歌ですね。スケールの大きな季節や地球と対照的に、鳥や子ども遊びという近距離のものを上手く組み合わせているなと思いました。
ありがとうございます。嬉しいです。
精進します。
上着剥ぐ先の太陽どこへやら北風吹いてボタンを留める
北風と太陽ですね。ベースとなるお話の枠を越えていない気がするので、お話の内容を裏切ったり、何か付け足すことで大きく変わる気がします。かわいい歌なので、子どもを登場させるのも面白いかもしれません。
ありがとうございます。
確かに、お話そのままですね。
この文字数で原形を残したまま面白い要素を足す、短歌って難しくて面白いなと思います。
北風にボタンしっかり留めた服 太陽のかわりお鍋で脱がす
西日うけ真白に光る芒の穂 季節の風がなでて過ぎゆく
光、風、そこから映像が浮かびました。綺麗にまとまっている歌だと思うのですが、一首単位で考えるとまだ推敲の余地がある気がします。
「白」は細かくは100色以上あるらしいです。「真白に」という表現が、本当に真っ白なのかが引っ掛かりました。そこには微妙なニュアンスがあるのではないかと。その微妙さを表現することが、短歌の文化に合っている気がしています。
また、主体が見えない歌で、連作の一首であれば意味を持つ気がするのですが、一首単位だと弱さを感じます。
この綺麗な歌のどこに引っ掛かりを感じたのか、自分の考えを整理する機会になりました。ありがとうございます。
実に丁寧な評、ありがとうございます。もっと深く推敲しなければと思いました。
人生で 三度目の秋 赤い葉は まあるいお目々に いかに映るか
小さい子どもの姿が目に浮かびます。「分かち書き」をやめること、「人生で」は無くても通じる歌意なので、その点を推敲していただくともっと良くなる気がします。応援しています!
ありがとうございます。
短歌は始めたばかりで、分けて書いた方が分かりやすいなと思っていたのですが、分かち書きは無闇にしない方が良いのですね。
「人生で」を省いて他にどうするか、ちょっと思いつかないので、思いついたらまたどこかに投稿させていただきたいと思います。
「大丈夫ですか」と問われ「大丈夫です」と答えた春の床屋で
いったい何があったのでしょう・・・
シンプルだけど背景を想像させる面白い歌ですね。リアリティもあり、読み手も想像のしやすい場面で受け入れやすいと思います。「大丈夫ですか」と聞いた床屋さんは、シャワーの温度か、椅子の姿勢で聞いているんだろうけど、主体の「大丈夫です」は色々と深みがありそうですね。たぶん主体(の人生)は、「大丈夫じゃない」ことがあると推察します。それらを読み手に想像させる巧みな歌ですね。
君逝きし秋が今年も巡りくる銀杏眺めた病室の窓
上の句が説明的で、かつ一首に「秋」と「銀杏」と季節を示すワードが重なっている(俳句の「季重なり」)ので、勿体なさを感じます。限られた文字数を有効に使うため、具体性もある下の句の「銀杏眺めた病室の窓」を中心に推敲してみることを提案いたします。下の句で、季節、病気、ベッドなどの存在を示すことができているので。
管理人さま、有難うございました。とても勉強になりました。
移ろう季節我だけが置いてけぼり時の流れにたゆたう小舟
歌意としては「移ろう季節の中で自分だけ取り残されている」ということだと受け止めました。既視感のある内容、かつ未完成な部分を感じて、評価を下げました。この歌意を表現しているj-popや小説は数多くあると思います。よくある「情」であれば、それを重ね合わせる「景」や「例え」をオリジナリティのあるものにすることで、自分しか作れない歌になると思います。上の句が756になっているので、ここも滑らかにすれば劇的に良くなる気がします。
講評ありがとうございました。翠玉
君のこと思い出すのはこの季節 学祭抜け出しキスをしたよね
「代名詞の使い方」と「語尾」に難しさを感じました。。代名詞「この季節」というのが、いつなのかがこの歌から明確に判断する材料がないと思います。秋を表現するのであれば、「この季節」ではなく、「学際」やその周辺のワードで想起させることができると思います。
また下の句ですが、「キスをしたよね」というのは君への呼びかけで、主体と君とで閉じた印象を抱きました。短歌は読み手が受け取って完成するものだと思います。より読み手を意識された形に修正することで歌が進化すると思います。
ありがとうございます。読み手を意識する、ですね。
暑さにも寒さにも耐え続いてく春の輪廻に出会うよろこび
春はそういう季節ですよね。多くの人にとって違和感なく受け止められる歌意だと思います。結句も「喜び」にするより「よろこび」とひらくことで、伸びやかさを出すことに成功していると思います。より良くするための提案として、全体的に抽象的な歌なので、上の句をより具体的にすることを提案します。他の誰にも作ることのできない歌にするために。
管理人さま、コメントありがとうございます。上の句は自分でも簡単すぎたなと思いました。酷暑からの短い秋、これから迎える厳しい寒さ。めぐる季節を広くとらえ伝えたいことに焦点が絞れていませんでした。とても勉強になります。
前屈みに風の冷たさつぶやきて口籠もる君はまだ紅葉せぬ
歌意の読み取りができているか自信がありませんが、「風が冷たく口ごもる君は変わらない」というのがさっと読み取れたものです。とすると何が変わらないのか、それを想起させる材料は何なのか考えました。多くの人に読んでもらいたいと考える歌であれば、この歌は古語にせずとも全て現代語で伝えることができるのではないでしょうか。そのうえ33音と定型外になっていることに、短歌として未完成な部分を感じましたので、評価を下げさせていただきました。
ありがとうございます
まあだだよ季節を叱る子らの声釣瓶落とされ鬼の戸惑う
かくれんぼですね。場面は想像できたのですが、「季節を叱る」というのが読み取りが難しかったです。オリジナリティのある表現で色々と想像しました。「冬よまだ来ないで」といった意味でしょうか。この表現は、読み手の想像力にゆだねる部分が大きいと思います。また上の句と下の句のつながりがうすく、いずれも独立したもののように思われます。上の句ありきの歌と、下の句ありきの歌で二首に分けてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございます。
うつろいを誰かのせいに大きな子(笑)
ゆたかな秋の一日を(^^♪
ありがとうございます。
夕闇のつるべ落としにまあだだよ(笑)
すてきな秋夜の晩餐を(^^♪
侘助や茶筅も風情かうす茶点て縁の陽だまり老いの竿頭
歌意を読み取ることができませんでした。「侘助」「茶筅」「竿頭」も意味を調べてしまいました。読み手を誰に設定するかで評価の変わる歌だと思います。ご自身やご自身の所属するコミュニティ内では歌意も読み取れるものかもしれません。ただ、その単語が読み手にどのような意味に取られるか不明瞭なものは利用を避ける方が良いと考えています。一定のレベルに到達した歌は、投稿先を考えて言葉を選ぶことで評価されると思います。
ありがとうございます。
戸惑えば時代外れの迷い道(笑)
すてきな秋日日を(^^♪
泣くひとを海が年中受け入れて季節はずれのかなしみはない
評を書く前から多くの票が入っていました。確かにお手本のような素敵な歌ですね。泣く、海、かなしみと、海を中心に自然と結び付けていて。またテーマ詠としていたお題「季節」も読み込んでいるところも巧みです。「悲しみ」ではなく「かなしみ」とひらがなにしているところにも意図を感じます。内容的にも、優しさを感じる歌です。素敵な歌をありがとうございます。
秋もこう深まってきて空高く 朝の寒さに露が付く窓
読みやすく無理のない歌だと思いました。ただ、「秋の空が高い」ことも、「寒さで結露する窓」も当然のことですよね。その組み合わせに意外性も感じませんでした。またこの上の句も下の句も「景」になっており、主体の感情を読み取ることが難しかったです。「意外性」や「適度な飛躍」があると、オリジナリティのある歌になると思います。
貴重な首評をありがとうございました。
おっしゃる通りと思いました。
「主観」や「意外性」を意識して、独自性のある歌を目指したいと思います。
夢破れ 故郷に帰る 秋の暮れ 君を残して 影を残して 243
理解しやすく、読み違えのない歌だと思いました。ただ、演歌や歌謡曲にありそうな歌詞だなと思ってしまいます。短歌は、上手な歌手の歌唱を伴わないので、その言葉だけで良さを伝えないといけません。
下の句をより具体的な物や出来事をまじえて、感情を表現するのが良いのではないでしょうか。例えば「君と行った場所」や「君が残したもの」など。加えて、繰り返しになりますが「分かち書きをやめる」「番号表記を削除」を提案します。
度々の首評、 ありがとうございます。この短歌は、「分かち書きをやめる、番号表記を削除」の御提案前に詠んだので、間に合わず、すみませんでした。次作から、感情表現等を参考に、作品作りに励みたいと思います。
ほらあれが季節の境界日の当たる場所から順に染まる山肌
2句切れの歌として読みました。歌意も理解しやすく、初句も下の句も好印象でした。ただこの歌は完成していない気がして、評価を下げました。二句目ですが、「季節の境界」と9音になっており、三句目とも漢字でぶつかっており、もっとなめらかにできる気がします
例えばですが、境界は「さかい」や「切れ目」など3音にすることもできます。少し手直しするだけで、劇的に良くなる気がします。ぜひ推敲してみてください。
「桜から付けたの」君の子供にもそんな名前をと祈る、さよなら
詩的かつ、背景を想像させる良い歌ですね。冒頭の口語表現も主体との関係性を示すうえで効果的だと思います。また、結句がギリギリのラインで抑えも聞いていて、短歌の奥ゆかしさを感じます。これ以上、カッコつけてしまうと、読み手から抵抗がある気がしますので、その匙加減を上手にされているなという印象でした。
短歌を知らない一般の方にも受け入れられる素敵な歌だと思います。ありがとうございます。
講評ありがとうございます。これからの糧にしていこうと思います。
人生の 晩秋迎え 一人きり 金無く、家無く 妻、子供無く
男性の晩年のつらさ、哀愁が出ていると思います。ただ、世の中に一人きりでお金も家も家族も持たない男性は多くいると思います。これからも増えてくるはずです。そのような時代背景を考えると、この歌が多くの人の目に留まるためには、意外性や独自性が必要だと思います。
多くの人が持っているものは持っていないのに逆にこれは持っているのか!という驚きがあると良いなと思います。意外なものを持っている方が、希望もありますし。
首評、 ありがとうございました。次回から、意外性や独自性を考えていきたいと思います。
現代は エゴとエゴとの ぶつけ合い 神の名、騙る 悪魔が笑う 242
すぐに歌意が理解できました。お題の「季節」というより、「時代」というテーマで詠まれたものですね。
推敲案としては、「分かち書き」をやめてみることを提案します。「分かち書き」をしてしまうと、どうしても句のつながりが生まれにくく、歌としてのなめらかさが出ないはずです。スペースを空けるのは明確な意図を持った時だけにすると良いと思います。
あと末尾の番号は今までにご自身が詠まれた数だと思いますが、読み手に疑問を生んでしまうので、公開はしない方が良いかと思います。
ありがとうございました。季語がテーマだと、投稿してから気がつきました。今後、気をつけます。
許せしは難しきかな 芒光りて空澄みわたり
定型の31音に合わせることで歌は良くなると思います。この歌は第三句に当たる表現がなく、また詠嘆の助詞が使われていたりして、パッと見た時に短歌っぽくないなと思いました。
短歌にするのか、俳句にするのか、詩にするのか、表現したいことを伝える上で最善の方法を探ることで、良い創作活動に繋がる気がします。
ありがとうございます。これは、完全にポカです。落ち着いて推敲しなければ。反省します。修正して出直します。