泣き声は誰もが同じ 赤ちゃんはみんな可愛いこの世の天使
題『泣』 にて
赤ちゃんを育てる苦労は尽きないが可愛い笑みで全て忘れる
題『全』 にて
不完全燃焼だった青春のスワロフスキーのような輝き
題『全』 にて
ポケットに入ったままの貝がらを海へと投げて夏にさよなら
題『夏(テーマ詠)』 にて
ひまわりは空に向かって花開き天気予報は今日も快晴
題『気』 にて
亡き父の名前を付けた柴犬が小さなしっぽ振る夏の庭
題『犬』 にて
日本語と異国の言葉の短冊がどれも願うは小さな平和
題『七夕(テーマ詠)』 にて
眠れずに泣く子を抱いて空見ればかすかに光る明けの明星
題『明』 にて
工場の油のしみた父の手は黒く大きくなお温かく
題『手』 にて
シャボン玉君に向かって吹いたけど風に流れて空へ消えゆく
題『君』 にて
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