


知らずとも袖すり合うた縁なれば かなたへの想い届けと願う

毒吐きは心を守るためなれど 過ぎてしまうは身体には毒

結局は田舎の馬鹿な駐在にへいこらとする只の老人(上城義徳 幸子)

憐れなりもう後先が無いけれど今も誰かの只の言いなり(上城義徳 幸子)

あんた方一生終わるこのままで結局誰も認めてくれず(上城義徳 幸子)

結局は只の子飼いで歯向かわぬ犬すり寄っておこぼれもらう(上城義徳 幸子)

そうやって先生方に使われて一生終わる憐れな子飼いや(上城義徳 幸子)

その昔一族だった人々の骸が並ぶ寒い春かな(上城家 久保家 ご両家の皆さんへ)
