信頼はロマンの寺院 時を超え廃墟に生える花
題『信』 にて
正論は配慮なければ自己満と配慮なく子は正論を言ふ
題『自由詠』 にて
内ポケット奥底からの声響く「不器用だものまっすぐすすめ」
題『ポケット』 にて
娘連れ北緯三十八度線いのちあるうち越すことあらむ
題『東西南北いずれかを読み込んで』 にて
一年に一度なるゆえ千年の恋も続くと織姫の言ふ
題『七夕(テーマ詠)』 にて
七夕の一緒に茹でる素麺にこだわりのある織姫もいて
題『自由詠』 にて
リモートで独りよがりの熱籠り糸切れて落つ我は犍陀多
題『暑・熱』 にて
髭を剃り歯を磨いては家を出る前に微笑む七時五十分
題『七』 にて
何かしら新しくなる息を吸い飛ぶためにある春のあおぞら
題『春』 にて
五十年あちらこちらへ橋渡し明るくみえる六月の雨
題『橋』 にて
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