・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
お寺にて父の法要無事終わり皆の話題は散りゆく桜
月影に誘われ電話かけた夜 途切れる会話 千切れる時間
ケンカして最後に聞いた「ごめんね」が、まさかのお別れ話になるとは
姫さまは王子と結ばれめでたしと 終わる話の先が気になる
受話器から聞こえるあなたの優しい声、近くて遠い二人の距離感
小説の話を読んであったかも知れない過去でやるせなくなる
話してね、きみの大事なひとのこと、音が止まったオルゴールのこと
身の上話ながながとして帰りゆく朧月夜へ人を見送る
かみ合わぬ会話は途切れ静寂の部屋に時計の音だけひびく
噛み合わぬ会話違和感あり全ては元凶の始まり
真剣に世界の終わりの話した君が食べてる真っ赤な林檎
きみとならこんな話もしたいのにストックばかり増える意気地なし
うにゃうにゃと話を聞けと怒り出すお喋り飼い主そっくりな猫
これからの話をしよう肉体が朽ちたそのまた先の話を
恋話を 切り出すほどに 大人びた 吾子の横顔 感慨深し
友達の多い友に前聞いた話をされるのだがモヤモヤす
スマホにはあなたの話の履歴だけ消せないでいる夜がまた来る
貸金庫みたいな友にまたひとつ打ち明け話を預けつつ飲む
AIに質問するのはできるけど会話となると勇気が出ない
授かりし話術で 人は支え合う 進化のもたらせし 贈り物
朧夜(おぼろよ)に 別れ話の顛末を 空につぶやき月に癒され
会話減り 沈黙長い夕暮れに 恋の終わりの影 忍び込む
春うらら宴もたけなわ女子会に話題は 夫上げては下げられ
心あり言葉探して人として話が出来て縁で生きてく
新人とつながる話題さぐりつつ歓迎会の席あたためる
おだてたりツッコミ入れて笑いとる話題豊富な人になりたい
身内にも話せぬ本音 三十一(みそひと)の文字にして 打ち明けられぬ夜
星を見て銀河の話をする人の隣にいるのは誰でしょうか
陣痛で苦しむそばに君がいて笑い話をして欲しかった
初蝶の舞う 朝の庭 花々に話しかける 母親と少女
大人女子 集いて楽しや メキシカン スパイス効かせた 料理と会話で
留処なく会話の消えたこの家の主は俺と時刻む音
月を見て かぐやの話に 君重ね 帰り待つ身の 侘しさ酒に
「おとーさんないしょばなしをしてあげる」大声で言う吾子の愛しき
「私がそんなこと言った?」「言ったよ」繰り返される母との会話
目を閉じる 母の会話に 生きる父 私が知らぬ 引き出し開けて
会話途切れ気まずくなってお互いに左脳回転話題を探す
何気ない 会話の中に 寂しさが 見え隠れする 一人の母が
酒が好き煙草が好きでジャズが好き 昔惚れてたオトコの話
「また明日」短い会話の終わり際、言えずにいたの「好き」の一文字
突然に途切れた会話見つめ合うあなたの瞳に私はいない
お寺にて父の法要無事終わり皆の話題は散りゆく桜
月影に誘われ電話かけた夜 途切れる会話 千切れる時間
ケンカして最後に聞いた「ごめんね」が、まさかのお別れ話になるとは
姫さまは王子と結ばれめでたしと
終わる話の先が気になる
受話器から聞こえるあなたの優しい声、近くて遠い二人の距離感
小説の話を読んであったかも知れない過去でやるせなくなる
話してね、きみの大事なひとのこと、音が止まったオルゴールのこと
身の上話ながながとして帰りゆく朧月夜へ人を見送る
かみ合わぬ会話は途切れ静寂の部屋に時計の音だけひびく
噛み合わぬ会話違和感あり全ては元凶の始まり
真剣に世界の終わりの話した君が食べてる真っ赤な林檎
きみとならこんな話もしたいのにストックばかり増える意気地なし
うにゃうにゃと話を聞けと怒り出すお喋り飼い主そっくりな猫
これからの話をしよう肉体が朽ちたそのまた先の話を
恋話を 切り出すほどに 大人びた
吾子の横顔 感慨深し
友達の多い友に前聞いた話をされるのだがモヤモヤす
スマホにはあなたの話の履歴だけ消せないでいる夜がまた来る
貸金庫みたいな友にまたひとつ打ち明け話を預けつつ飲む
AIに質問するのはできるけど会話となると勇気が出ない
授かりし話術で 人は支え合う 進化のもたらせし 贈り物
朧夜(おぼろよ)に 別れ話の顛末を 空につぶやき月に癒され
会話減り 沈黙長い夕暮れに 恋の終わりの影 忍び込む
春うらら宴もたけなわ女子会に話題は
夫上げては下げられ
心あり言葉探して人として話が出来て縁で生きてく
新人とつながる話題さぐりつつ歓迎会の席あたためる
おだてたりツッコミ入れて笑いとる話題豊富な人になりたい
身内にも話せぬ本音 三十一(みそひと)の文字にして 打ち明けられぬ夜
星を見て銀河の話をする人の隣にいるのは誰でしょうか
陣痛で苦しむそばに君がいて笑い話をして欲しかった
初蝶の舞う 朝の庭 花々に話しかける 母親と少女
大人女子 集いて楽しや メキシカン スパイス効かせた 料理と会話で
留処なく会話の消えたこの家の主は俺と時刻む音
月を見て かぐやの話に 君重ね 帰り待つ身の 侘しさ酒に
「おとーさんないしょばなしをしてあげる」大声で言う吾子の愛しき
「私がそんなこと言った?」「言ったよ」繰り返される母との会話
目を閉じる 母の会話に 生きる父
私が知らぬ 引き出し開けて
会話途切れ気まずくなってお互いに左脳回転話題を探す
何気ない 会話の中に 寂しさが
見え隠れする 一人の母が
酒が好き煙草が好きでジャズが好き 昔惚れてたオトコの話
「また明日」短い会話の終わり際、言えずにいたの「好き」の一文字
突然に途切れた会話見つめ合うあなたの瞳に私はいない