ミカン剥く君がゆびさきこまやかに 恋のこころのほどけるように
題『みかん』 にて
寝正月老いの膝借り笑う猫 初夢みたか尻尾で書き初め
題『正月』 にて
正月や背伸びする猫大あくび 縁に並びて初ひなたぼこ
題『正月』 にて
正月や浮世の旅の途中下車 六まわり半の干支めぐり
題『正月』 にて
春隣りも少し恋も炬燵守り 夢をあたため夢に戸惑う
題『冬(テーマ詠)』 にて
恋の暮れときめきなくし合鍵の つぎのだれかに№3と刻印
題『暮』 にて
あと少しご破算願う恋の傷 除夜の鐘に膨らむ煩悩
題『自由詠』 にて
岩山のザイルにかける信頼の ハーケン打てば響く緊張
題『パーティ(テーマ詠)』 にて
あざとさが品をつくってたぶらかす きつねとたぬきの浮世の遊戯
題『品』 にて
ほだされて二度が三度のならぬ恋 口遊んだ通りゃんせの歌
題『二』 にて
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