雑草の伸びるを我慢しきれずに草刈り二時間ダウン寸前
題『自由詠』 にて
なにやかやと上から目線の評論家も所詮テレビの一出演者
題『自由詠』 にて
病院の待合室でゲームする人の指先じっと見つめる
題『自由詠』 にて
正しくても数には勝てぬからくりに嘆き悲しむ人の多さよ
題『自由詠』 にて
六時間の手術が終わり目が覚める夜のとばりが下りる病室
題『自由詠』 にて
焦っても仕方ないよと言い聞かせ心静かにその時を待つよ
題『時』 にて
あと三日入院準備に追われつつこれからのことぼんやり思う
題『日』 にて
年老いて手術をすると決めた夜まな板に乗る鯉の夢見る
題『自由詠』 にて
断捨離をしようしようと思いつつカメラの本を買ってしまった
題『思』 にて
お気に入りの百円ショップのボールペン0・3ミリが使いやすく好き
題『自由詠』 にて
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