オオイヌノフグリは健気に春運ぶ セーター脱いで深呼吸せよ
題『春』 にて
やがてこの道を桜に染まるHeavenへ変える春風
題『春』 にて
人生に特急券はないと知り 鈍行なりの車窓楽しむ
題『券』 にて
髪切って変われるほどに単純な自分じゃないけどおでこ出す今日
題『髪』 にて
手相観のセリフによってうまいこと生命線を伸ばしてもらう
題『線』 にて
一日を正しくあれと言うがごと 皿の上なる食パンの白
題『パン』 にて
ひと片の雪舞ひ落つる掌で短き旅を終へて解けゆく
題『旅』 にて
街の名も他人(ひと)の言葉もあたらしく これより暮らす風に馴染まむ
題『名』 にて
いたずらに憂ひをブルーといふあらば 真深い青に染まりたき午後
題『青』 にて
青春はいつも渇いている心 飽くまで飽かじ無茶と知っても
題『青』 にて
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