跳ね回るネズミ花火と静かなるヘビ花火陽と陰の如し
題『花火(テーマ詠)』 にて
ナイアガラ、三尺玉にフェニックス吾が生まれた地長岡花火
題『花火(テーマ詠)』 にて
流行のインナーカラーの長髪をかき上げる君夏空の下
題『髪』 にて
獲り忘れ大きくなりすぎたオクラ硬く食べれず御蔵入りとなる
題『自由詠』 にて
猛暑日に外に出る事億劫(おっくう)になり引きこもる冷房の部屋
題『自由詠』 にて
手前味噌ながら良い歌出来た時自然に鼻歌口ずさみけり
題『歌』 にて
詠み人は歌に幾多の想い込め三十一文字は宇宙の広がり
題『歌』 にて
炎天下道路工事をする人の作業着の下の汗は勲章
題『汗』 にて
作業所を汗水流して頑張った賃金安いが我が誇りなり
題『汗』 にて
九時半にラジオ体操CDが流れ始まる作業所の朝
題『始』 にて
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