塩本抄

帰りたくないのはおなじ 泣きそうな夕暮れの手を引いて歩いた

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梅鶏

せわしなく鶏舎を歩く忘れてはいけないことを忘れるために

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まちこ

泥濘をあなたと歩く 美しいエンドロールのあとの夕闇

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優花凛

貴方が住んだ町を歩きて残り香をそこかしこに感じ入る

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宮本なぐり

いつまでも止まない雨が降る中を歩く貴方に追いつきたくて

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まちこ

わたしの死体が歩いている昔なくしたサンダル履いて笑ってる

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はるまま

歩きながら触れた手を握り返さぬことで知る思春期

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熱海に行きたい

もう少し先まで一緒に歩こうよ月は不埒で戻れないから

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クルクルバニー

悲しみを 背負いて歩む 人生を 選びていまだ 後悔はせず

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クルクルバニー

キリストが 示した道に 歩むよう 天の父なる 神は望みて

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